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ソニー、AVアンプのエントリー機もHDMI 2.0の4K/60p対応に。STR-DN1040/840

STR-DN1040

 ソニーは、AVアンプ「STR-DN1040」と「STR-DN840」の本体ソフトウェアを3月19日よりアップデート。新たにHDMI 2.0準拠の4K/60p映像のパススルーに対応する。

 今回のアップデートにより、HDMI 2.0の仕様に含まれる3,840×2,160ドット(59.94/60Hz、YCbCr 4:2:0 8bit)や4,096×2,160ドット(59.94/60Hz、YCbCr 4:2:0 8bit)をサポート。対応プレーヤーなどの4K/60p映像をテレビやプロジェクタにパススルー出力可能になる。

 このほか、電源をオフにするとCenter Lift Upの設定が常に初期値(OFF)になる症状や、特定のDLNA機器との接続にてコンテンツを表示できない症状、USBメモリの非圧縮FLACコンテンツを再生できない症状も改善。さらに、STR-DN1040はGUI画面でFront High Leftチャンネルのレベルを正しく表示しない問題も修正する。

 アップデートはインターネット経由で行ない、STR-DN1040の本体ソフトウェアは「VERSION 1231」、STR-DN840は「VERSION 1183」となる。

 なお、両機種以外に「TA-DA5800ES」、「STR-DN2030」の2機種についても、同様にHDMI 2.0の4K/60pパススルー対応アップデートを2月より実施している。同社AVアンプは中級~エントリーにまで4K/60p対応が拡大した。

(中林暁)