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パナソニック、NAB 2014に4Kカメラ「VARICAM 35」など4K対応製品を多数出展

VARICAM 35

 パナソニックは28日、4月7日~10日(現地時間)まで米国・ラスベガスで開催される世界最大の放送機器展「2014 NABショー」の展示内容を発表した。4K対応カメラの新型「VARICAM」や、4K動画撮影可能なミラーレス一眼カメラ「GH4」など、多くの4K対応製品を出展する。

 NAB 2014には、モジュラータイプになった4Kカメラ/レコーダ「VARICAM 35」を初出展。スーパー35mm MOSセンサーや、4K対応のコーデック「AVC-Intra 4K」を搭載し、「高画質でストレスフリーな4K収録を実現する」としている。

 このほか、世界初の4K動画対応ミラーレス一眼カメラ「GH4」や、GH4を業務利用可能にする拡張インターフェイスユニット「AG-YAGHG」とのセット、4K液晶モニタ「BT-4LH310」、4Kタブレット「TOUGHPAD 4K」、65型の4K対応液晶テレビ「WT600」などを展示。さらに、4Kウェアラブルカメラも参考出展する。

 4K対応製品以外にも、収録現場から放送局へのメディア搬送に伴う時間的ロスを大幅に削減可能として、同社が"次世代放送取材機器の先導役"と位置づけているネットワーク対応ファイルベース機器や、新型ライブスイッチャー「AV-HS6000」、IP接続対応のリモートカメラシステムなどのHDソリューションを展示する。

(一條徹)