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パナソニック、NFC対応のワイヤレスSDカードリーダー

BB-SDWBP3

 パナソニックは、スマートフォンなどから無線LAN経由でアクセスできる小型ワイヤレスSDカードリーダー「BB-SDWBP3」を5月23日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,500円前後。対応する機器は、iOS 6.1以降/Android 4.0以降のスマートフォンおよびタブレットとパソコンで、パソコンの対応OSは、Windows 7/8/8.1とMac OS X 10.7以降。

 無線LANを搭載し、別売のSDカードに保存した写真や動画などのデータファイルを、iPhone/Androidスマホなどからワイヤレスで再生/閲覧できるSDカードリーダー。一括バックアップなどが可能な専用アプリ「Wi-Fiカードリーダー」を用意し、スマホ側にあるデータをワイヤレスでSDカードにバックアップすることも可能。128GBまでのSD/SDHC/SDXCカードに対応する。外形寸法は、「名刺ケースサイズ」という90×56×9.7mm(縦×横×厚さ)で、重量は約47g。SDXC対応の無線LAN SDカードリーダーとして、業界最小・最軽量を実現している。

 無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応し、最大8台の機器と同時接続可能。NFCに対応し、「パナソニックスマートアプリ」(無料)を使用して、NFC対応のスマホからワンタッチで無線LAN接続が可能。スマホ/パソコンとの直接接続(親機モード)のほか、LAN内の無線LANルーター経由で接続するホームネットワークモード(子機モード)をサポートしており、スマホでインターネットに接続したまま、本機にアクセスすることができる。

 Keynote、Numbers、PagesなどのWebDAV対応アプリから、専用アプリを使わずに直接データの読み込みや保存が可能。パソコン用の専用アプリを使用して、SDカード内のファイルをパソコンの指定フォルダと自動で同期できる。690mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、連続使用時間は約1時間40分。充電時間は約2時間30分。

(一條徹)