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TAXAN、スマホの充電対応の無線LAN SD/USBストレージ
「MeoBankSD Plus」。実売7,980円
(2013/9/12 16:42)
加賀ハイテックは、TAXAN(タクサン)ブランドより無線LANルータ、モバイルバッテリの機能を備えたワイヤレス対応のSD/USBストレージ「MeoBankSD Plus」を9月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7,980円前後。
2012年11月発売の「MeoBankSD」からの変更点として、新たにモバイルバッテリ機能を搭載したほか、iPhoneからの電話帳バックアップ機能が追加された。また、MeoBankSD購入者の意見を反映させ、充電端子をミニUSBからマイクロUSBに変更。従来iOS用のみだったスマホ用アプリのAndroid用も用意された。
MeoBankSD Plusは、IEEE 802.11b/g/nの無線LANを内蔵したSD/USBストレージ。無線LANを備えたスマートフォンやタブレットから、ワイヤレスで別売のSDカードやUSBメモリに保存された写真や動画、ドキュメントファイルなどにアクセス可能。スマートフォン内の写真などを転送して保存するモバイルストレージとしても利用できる。SDカードは128GBまでのSD/SDHC/SDXCカードを使用可能。USBケーブルでPCと接続して、有線カードリーダーとしても使用できる。
また、Ethernet端子を備え、ホテルなどの有線LANに接続すれば無線LANアクセスポイントとして動作し、スマホやPCなどで無線LANを利用可能。「Wi-Fi リピーターモード」を搭載し、無線LANが届きにくい場所でブリッジ(中継機)としても使用できる。無線LANのSSIDにはパスワードを設定でき、セキュリティ対策も行なえる。
新たに搭載したモバイルバッテリ機能により、内蔵する2,000mAhのリチウムイオンバッテリから、USB経由でスマートフォンなどに給電可能。出力は5V/1A。モバイルバッテリモードへは本体のスイッチで切り替えを行ない、出力時はメディアへのアクセスや無線LAN機能は利用できない。
iOS/Android端末用のアプリ「MeoBankSD+」(無料)が用意され、アプリからメディアへデータのバックアップが可能。Android版では画像先読み機能により素早い画像表示を行なう。また、iPhone用の電話帳バックアップ機能も搭載し、電話帳データの保存/復元ができる。アプリはそれぞれiOS 5.0以降とAndroid 4.0以降に対応する。
動作時間は動画再生時で約5時間。充電時間は約3時間。外形寸法は102×62×15.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は90g。充電兼用のUSBケーブルなどが付属する。
同社は12日、TAXANブランドの新製品発表会を開催。MeoBankSD Plusの他にも、Bluetoothスピーカー「MeoSoundシリーズ」などを発表した。これらの製品については別記事で紹介する。