2014年3月の音楽ソフト生産金額は前年比102%に

　日本レコード協会(RIAJ)は21日、2014年3月度のレコード生産実績を発表。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比89%の2,311万枚・巻、金額が同102%の294億円で、生産金額が前年同月を上回った。また、オーディオレコードの生産実績は、数量が前年同月比88%の1,692万枚・巻、金額が同105%の209億円となり、生産金額は3カ月連続で前年同月比プラスとなった。

　同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比110%の439万8,000枚、12cm CDアルバムは同82%の1,234万5,000枚、アナログディスクが2万3,000枚(同168%)、カセットテープは10万6,000巻(同69%)。SACD、DVDオーディオ、MDを合わせた「その他」は、前年同月比146%の4万5,000枚。

　「音楽ビデオ」に含まれるBDは、数量が前年同月比126%の80万1,000枚、金額は同124%の26億1,100万円で、数量・金額ともプラスとなった。音楽ビデオDVDは、前年同月比88%の539万4,000枚、金額が同85%の59億4,700万円。音楽ビデオの生産額は前年比94%の85億5,800万円となっている。