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ラトック、ヘッドホン祭でDSD&バランス対応新ポータブルアンプ出展。アニソン試聴会も

 ラトックシステムは、5月10日~11日に開催される「春のヘッドホン祭2014」において、DSD 5.6MHzにも対応し、フルバランス接続も可能なポータブルヘッドフォンアンプを参考展示すると予告した。

 「春のヘッドホン祭2014」の会場は中野サンプラザで、ラトックは11階の完実電気ブースに出展。そこで、リニアPCMの384kHz/24bit、DSD 2.8/5.6MHzまでに対応する、フルバランスヘッドフォンアンプを参考出展するという。

参考出展予定の新ポータブルヘッドフォンアンプ

 USB入力を搭載してパソコンと接続できるほか、iOS機器とカメラコネクションキットを用いて接続したり、USBアダプタ経由でウォークマンとも接続できるという。DACは、既発売の「REX-KEB02AK」と同様にESS製「ES9018K2M」を採用。デジタルフィルタのスイッチも装備。

 出力はアンバランスに加え、バランス出力も装備。バランス接続対応ヘッドフォンと組み合わせれば、D/A変換から出力までを左右独立して行なうフルバランス駆動ができる。バランス駆動回路はBTL接続でプッシュプル駆動となる。アンバランスの出力には、TI製の「TPA6138A2」を利用する。

アニソン試聴イベントも

 さらにラトックは5月17日に、ショールームにて「ハイレゾでアニソン試聴会 in AKIBA」も開催する。ポータブルオーディオやPCオーディオでのハイレゾ音源再生に興味がある人を対象とした試聴会で、オーディオライターの野村ケンジ氏がナビゲーターを担当。

 PCオーディオでハイレゾのアニメソングを聴く事ができるほか、ヘッドフォン祭で展示予定の新製品を含めた、ラトックのポータブルヘッドフォンアンプでも試聴が可能。持参した音源やヘッドフォンと組み合わせたり、バランス/アンバランス接続の聴き比べもできるという。

 参加費は無料だが、事前予約が必要で、ラトックのサイトで申し込み受け付けを行なっている。17日に13:00~14:00と、15:30~16:30の2回開催され、定員は各部先着20人。

(山崎健太郎)