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パナソニック、トリプル衛星対応のカメラ付きポータブルナビ新「ゴリラEye」

CN-GP747VD

 パナソニックは、ドライブカメラ機能を搭載したポータブルカーナビゲーション「ゴリラEye」の新型モデル、「CN-GP747VD」を7月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。

 7型/800×480ドット液晶を搭載したポータブルナビ。GPSや日本の「準天頂衛星みちびき」に加え、ポータブルカーナビとしては業界初となるロシアの衛星「グロナス」に対応。トリプル衛星受信でより正確な自車位置測定が可能となった。また、上下左右のジャイロセンサーと3軸の加速度センサーによる「Gジャイロ」に加え、オプションの「OBD2アダプタ」(2014年冬発売予定/価格未定)を利用することで車両の速度情報を取得し、測位衛星が受信できないトンネル内などでの位置測定精度を高める。

背面にドライブカメラを搭載

 車両前方の交通情報や風景を録画できる「ドライブカメラ」機能を搭載。撮像素子はCMOSで、画質は高画質(1,280×720ドット/27fps)、標準画質(640×360ドット/13fps)から選択できる。記録ファイル形式はMPEG-4 AVC/H.264(AVI)で、画角は水平131度、垂直81度。8GBのmicroSDカードが付属し、高画質モードで約2時間、標準モードで約14時間の録画が行なえる。録画した動画は、ナビの液晶画面で、撮影した場所の地図と同時に表示可能。パソコンでも動画データを確認できる。

 ワンセグチューナを搭載し、テレビ視聴に対応。SDカードに保存した音楽(MP3/WMA)や、動画(MP4)、静止画(JPEG)を再生できる。Bluetoothにも対応する。16GBのSSDメモリを内蔵し、1,296エリアの詳細地図を含む2014年度版地図データを収録。地図データはインターネットからダウンロードし、SDカード経由で無料で更新可能。無料更新期間は2017年11月30日まで。また、観光ガイドブック「るるぶ」約100冊分の観光情報データを収録した「るるぶDATA」も利用できる。FM-VICSの渋滞情報にも対応する。カメラユニットを除く外形寸法は176×21.5×113.8mm(幅×奥行き×高さ厚み)。重量は約365g。

 このほか、ポータブルナビ「ゴリラ」の新モデルとして、CN-GP747VDからドライブカメラ機能を省いた「CN-GP745VD」(7月10日発売/6万円前後)や、FM-VICS/道路マップ無料更新に対応しない「CN-GP740D」(7月10日発売/5万円前後)、5型ディスプレイでOBD2オプション非対応の「CN-GP540D」(6月12日発売/3万7,000円前後)など3機種を順次発売する。

(一條徹)