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東芝、タイムシフトマシンと連携、EPGから録画番組をLAN再生できるBDプレーヤー

BDプレーヤー「DBP-S450」

 東芝は、レグザサーバーなどで録画したテレビ番組のネットワーク再生が可能なBlu-rayプレーヤー「DBP-S450」と、ネットワーク再生機能を省いた「DBP-S400」、さらにDVDプレーヤー「SD-410J」を発売する。価格は全てオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、「DBP-S450」が5月30日で16,000円前後、「DBP-S400」が5月23日で13,000円前後、「SD-410J」が6月下旬で6,000円前後。

DBP-S450の特徴

DBP-S450

 DTCP-IP対応のネットワーク再生機能を備え、「タイムシフトマシン」対応のレグザや、レグザサーバーと連携し、それらの機器で録画した番組をLAN経由で再生可能。タイムシフトマシン対応機器と連携した場合、過去番組表形式の画面表示から、再生する番組を選ぶことができる。Ethernet端子を備えるほか、別売の無線LANアダプタ「D-WL1」も利用可能。

 YouTubeにも対応し、テレビで操作しやすいGUIのYouTube LeanBackが利用できる。

「DBP-S450」の背面

 S450には、DVDなどを再生する際に、HDMI端子から1080i/pでアップスケーリング出力が可能だが、その際に映像をより高精細に補正する「XDE」機能を搭載。

 さらに、HDオーディオのデコーダも搭載。ドルビーTrue HD、DTS HD Master Audioなどをデコードできる。ただし、アナログ音声出力は備えておらず、HDMIからの出力となる。リモコンの電源ボタンを押すとすぐに起動する高速起動モードも搭載する。

DBP-S450/DBP-S400共通の特徴

DBP-S400

 BDビデオに加え、レコーダで録画したBD-R/BD-REの再生にも対応。BD-LIVEやボーナスビューにも対応。DVD-R/RW(Video/VRフォーマット)や、AVCREC形式のDVDも再生できる。

 毎秒24コマで製作された映画などのフィルム素材の映像を、変換処理を挟まずそのまま出力する1080/24pダイレクト出力にも対応。

 前面にUSB端子を備え、USBメモリなどを接続。BD-LIVEでダウンロードしたコンテンツを記録したり、USBメモリに保存したコンテンツの再生も可能。

DBP-S400の背面

 2機種とも、HDMI出力×1を装備。S400のみ、同軸デジタル出力も1系統備えている。その他に、Ethernet、USB端子も搭載する。

 消費電力はS450が10W、S400が12W。外形寸法と重量は、S450が281×198×39mm(幅×奥行き×高さ)で約1.1kg、S400が270×208×39mm(同)で、約950g。

DVDプレーヤー「SD-410J」

 DVDビデオに加え、レコーダーで録画したDVD-R/RW(Video/VRフォーマット)の再生にも対応。CPRMにも対応し、デジタル放送を録画したディスクも再生できる。3段階の可変ズーム再生機能を備え、画面に黒帯が目立つソフト再生時に利用できる。

 ディスクに記録したJPEG静止画を表示する機能も備え、スライドショー再生もできる。

DVDプレーヤー「SD-410J」
「SD-410J」の背面

 10bit/108MHz映像DACや、192kHz/24bit対応DACも搭載。出力はコンポジット×1、アナログ音声×1、同軸デジタル音声×1を用意する。外形寸法は270×200×38mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約950g。

(山崎健太郎)