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オヤイデ、ハイレゾプレーヤー「Fiio X3」をDSDのPCM変換再生対応に。GUIも一新

FiiO X3

 小柳出電気商会(オヤイデ)は、ハイレゾ音源に対応したデジタルオーディオプレーヤー「FiiO X3」の新ファームウェア「FW3.0」を公開した。適用することで、DSD 2.8MHzファイルのPCM変換再生(88.2KHz/24bit)に対応するほか、GUIの変更などが行なわれる。

 FiiO X3('13年9月発売)は、192kHz/24bitリニアPCMなどのハイレゾ音源に対応したデジタルオーディオプレーヤー。8GBの内蔵メモリと、最大64GBまで対応するmicroSDカードスロットを搭載。Windows/Macとの接続でUSB DACとしても利用できる。実売価格は3万円前後。

【アップデート内容】

  • DSDファイル(2.8MHzのDSFまたはDFF)のPCM変換再生(88.2KHz/24bit)に対応。5.6MHz、ISOファイルには非対応
  • 新GUIを採用。画面のカラーバリエーションはオレンジ/イエロー/パープル/ブルー/グリーン/ブラックを用意
  • トラック間移動の際のレスポンスが向上
  • ライブラリ更新のスピードがアップ
  • HE-AACフォーマットをサポート
  • MP3トラックに対してのCUEファイルに対応
  • 充電OFF時のディスプレイの充電インジケーター追加
  • MP3/WMA/OGG/FLACのデコーディングのクオリティ向上(OGGのLチャンネルのノイズ問題、MP3ファイルの低レベルノイズ問題を修正)
  • CUEファイルによって分割されたFLACが正しいポジションで分割されなかったエラーを修正
  • ギャップレス再生時のギャップを減少。(同サンプルレートのトラックのギャップをゼロに。シャッフルまたは一曲ループの再生モード、CUEファイルによるトラック分割の際は非対応)
  • ID3タグとアルバムアートのサポートを向上
  • 早送りと巻き戻しの際のレスポンスを向上

(中林暁)