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オヤイデ、ハイレゾプレーヤー「Fiio X3」をDSDのPCM変換再生対応に。GUIも一新
(2014/5/28 20:30)
小柳出電気商会(オヤイデ)は、ハイレゾ音源に対応したデジタルオーディオプレーヤー「FiiO X3」の新ファームウェア「FW3.0」を公開した。適用することで、DSD 2.8MHzファイルのPCM変換再生(88.2KHz/24bit)に対応するほか、GUIの変更などが行なわれる。
FiiO X3('13年9月発売)は、192kHz/24bitリニアPCMなどのハイレゾ音源に対応したデジタルオーディオプレーヤー。8GBの内蔵メモリと、最大64GBまで対応するmicroSDカードスロットを搭載。Windows/Macとの接続でUSB DACとしても利用できる。実売価格は3万円前後。
【アップデート内容】
- DSDファイル(2.8MHzのDSFまたはDFF)のPCM変換再生(88.2KHz/24bit)に対応。5.6MHz、ISOファイルには非対応
- 新GUIを採用。画面のカラーバリエーションはオレンジ/イエロー/パープル/ブルー/グリーン/ブラックを用意
- トラック間移動の際のレスポンスが向上
- ライブラリ更新のスピードがアップ
- HE-AACフォーマットをサポート
- MP3トラックに対してのCUEファイルに対応
- 充電OFF時のディスプレイの充電インジケーター追加
- MP3/WMA/OGG/FLACのデコーディングのクオリティ向上(OGGのLチャンネルのノイズ問題、MP3ファイルの低レベルノイズ問題を修正)
- CUEファイルによって分割されたFLACが正しいポジションで分割されなかったエラーを修正
- ギャップレス再生時のギャップを減少。(同サンプルレートのトラックのギャップをゼロに。シャッフルまたは一曲ループの再生モード、CUEファイルによるトラック分割の際は非対応)
- ID3タグとアルバムアートのサポートを向上
- 早送りと巻き戻しの際のレスポンスを向上