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オーテク、TVの音声を聞き取りやすくする防滴ワイヤレススピーカー
(2014/6/2 15:40)
オーディオテクニカは、テレビの音声を手元で聴けるワイヤレススピーカーシステム「AT-SP767TV」を6月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色。
「AT-SP767TV」は、ワイヤレススピーカー「AT-SP767R」と、テレビに接続して使用する送信機「AT767TX」がセットになったテレビ用ワイヤレススピーカーシステム。テレビと有線接続した送信機から、離れた場所に置いてあるスピーカーにワイヤレスで音声を伝送可能。妨害電波を回避し、最適なチャンネルを自動で選択するため、安定した通信が可能という。送信周波数帯は2.4GHz帯。伝送距離は約30m。
スピーカーは52mm径ユニットを2基搭載。人の声の領域の周波数を強調し、音声や台詞を明瞭に聞くことができる「はっきり音」機能を備え、効き具合を2段階で調整できる。同技術はDTSの「SRS Dialog Clarity」を採用している。また、IPX2相当の防滴仕様で、キッチンなどでも使用可能。電源は、専用のニッケル水素充電池を使用し、連続再生時間は約15時間。充電は送信機とドッキングすることで行なえる。別売のACアダプタ「AD-SL0615AO」(6月20日発売/3,000円)も利用可能。最大出力は電池動作時は1.1W×2ch、ACアダプタ動作時は1.2w×2ch。ステレオミニのヘッドフォン出力を装備し、ヘッドフォン/イヤフォンを接続して音声を聴くこともできる。
送信機はステレオミニの入力端子を備え、付属のステレオミニ-RCAケーブル(10cm)でテレビと接続する。電源は付属のACアダプタを使用。送信機/スピーカーとも、一定時間テレビから音声入力がない場合に電源が切れる自動電源オフ機能を備える。外形寸法/重量は、スピーカーが196×84×128mm(幅×奥行き×高さ)/約620g、送信機が180×77×36mm(同)/約150g。