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ソニー、重低音「XB50AP」などAndroidスマホ用イヤフォン/ヘッドフォン。Smart Key対応

MDR-EX450AP

 ソニーは、Androidスマートフォンの操作に対応した低価格インナーイヤホン「MDR-EX450AP」と、「MDR-XB50AP」、ヘッドフォン「MDR-ZX110AP」を7月11日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はEX450APが5,300円前後、XB50APが4,300円前後、ZX110APが2,400円前後。

 型番末尾に[AP]が付くことからわかるように、Androidスマートフォンでの使用を想定したイヤフォン/ヘッドフォン。既発売のMDR-EX450/XB50/ZX110をベースモデルとし、Androidでの操作に対応するために4極のステレオミニプラグとマイク付きのコントローラを装備した。

 コントローラ部のボタンはAndroidアプリで操作設定を割り当てられる「Smart Key」に対応。1クリックで再生/停止、2クリックで次のトラックへスキップ、3クリックで前のトラックに戻る、などの操作を、「通話」、「音楽」、「保留」の各シーンごとに割り当て可能となるのが特徴。

MDR-XB50APのリモコン部
MDR-ZX110AP

MDR-EX450AP

 ダイナミック型のイヤホンで、アルミハウジングを採用。カラーはクロムグレー(H)と、プラチナホワイト(W)。

MDR-EX450AP(H)
MDR-EX450AP(W)

 12mmのダイナミック型ドライバを採用。振動板のエッジ幅を小型化することで、従来の16mmドライバと同サイズのドーム面積を実現し、低域から高域までクリアに再生できるようにした。

 16mmドライバと同等サイズの高磁力ネオジウムマグネットと、ロングボイスコイルの採用により、低歪を実現。ハウジングの上に設けた通気孔により、低域の通気抵抗をコントロールする「ビートレスポンスコントロール」も採用し、振動板の動作を最適化することで、低域の過渡特性を改善している。

 耳への接触を最小に保ちながら、耳奥まで装着できる「アングルドイヤーピース」方式を採用した。ケーブルは絡みにくいセレーションケーブルで、Y型。長さは1.2m。ケーブル中程にSmartkey対応のコントローラ/マイクを装備する。重量は6g。

MDR-EX450AP

MDR-XB50AP

 低音を重視した「EXTRA BASS」(XB)シリーズのカナル型(耳栓型)イヤフォン。カラーは、ブラック(B)、ホワイト(W)、ブルー(L)、イエロー(Y)。

MDR-XB50AP(B)
MDR-XB50AP(W)
MDR-XB50AP(L)
MDR-XB50AP(Y)

 EX450APと同様の独自開発の12mmドライバを採用。振動板のエッジ幅を小型化し、12mmドライバながら従来の16mmドライバと同サイズのドーム面積を実現している。XBシリーズならではの低音強化のため、ベースブースターを搭載。ドライバユニットから鼓膜までの気密を高めながら、ハウジング上のダクトにより、低域の振動板動作を最適化し、量感と正確なリズムを両立した低域再生を可能にした。

 耳への接触を最低限に保ちながら耳の奥までドライバを配置する「アングルドイヤーピース」方式を採用。ケーブルは絡みにくいセレーションケーブルでSmartkey対応のコントローラ/マイクを装備。長さは1.2m。プラグは金メッキのL字型。重量は8g。

MDR-ZX110AP

MDR-ZX110AP(W)

 独自の折りたたみ機構を備えた、ポータブル対応のオーバーヘッド型ヘッドフォン。カラーは、ブラック(B)とホワイト(W)の2色。

 30mm径のドライバユニットを搭載した密閉型ヘッドフォンで、再生周波数帯域は12Hz~22kHz。セレーションケーブルの長さは1.2mで、Smartkey対応のコントローラ/マイクを装備。プラグはL字型。重量は120g。

MDR-ZX110AP(B)
MDR-ZX110AP(W)
2色展開

(臼田勤哉)