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Kordz、HDMIをLANケーブルで100mまで延長可能なアダプタ。4K伝送も

PLX-HDB.4

 エミライは、LANケーブルを介してHDMI信号を最大100m延長できるKordz製のHDMI延長アダプタ「PLX-HDB.1」と、LANのスイッチングハブ機能を備えた「PLX-HDB.4」を7月1日に発売する。価格は、「PLX-HDB.1」が58,000円、「PLX-HDB.4」が122,857円。

 HDMI端子を備えた送/受信機の間をCAT6のLANケーブルで接続し、4K映像で最長100m(HDB.4)/40m(HDB.1)の信号伝送が可能なHDMI延長アダプタ。1系統の延長用LANポートを備えるPLX-HDB.1と、1系統の延長用LANポートに加え、送/受信各3系統の100BASE-T対応LANポートとスイッチングハブ機能も備えたPLX-HDB.4の2機種をラインナップする。

PLX-HDB.1の送/受信機
PLX-HDB.4の送信機
PLX-HDB.4の受信機

 いずれもHDBaseTテクノロジーを採用し、最大10.2GbpsのHDMI信号に対応。4K/24pやフルHDの60p/120p、Deep Color、HDの3D映像、HDオーディオフォーマット、ARC(オーディオリターンチャンネル)をサポート。著作権保護規格のHDCPにも準拠する。

 PLX-HDB.4はポイント・ツー・ポイント接続に対応。8×100mのマルチホップ機能も備える。赤外線データ通信やRS-232シリアル通信にも対応する。

 PLX-HDB.1の送/受信機はそれぞれ付属のACアダプタを使用。PLX-HDB.4は送信機のみACアダプタを使用し、Power Over Ethernet(POE)機能により、LANケーブルを介して送信機から受信機へ電源供給ができる。

(一條徹)