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フジヤエービック主催の「ポタ研」明日開催、超弩級ネットワークプレーヤー「AK500N」登場
(2014/7/18 12:23)
東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックのデジタルスタイルショップが主催する「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研) 2014夏」が、7月19日の土曜日に中野サンプラザで開催される。入場は無料。時間は11時~17時30分。
ポータブルアンプやポータブルプレーヤーを中心に、“ポータブル環境について徹底比較する研究会”と位置づけられている。会場では各社が新製品を展示し、試聴ができるほか、新製品の発表・展示会も予定されている。
発表・展示会
各社のブースは14階だが、15階には特別展示会場が設けられ、発表・展示会が行なわれる。15階のフォレストルームでは、18日に発表されたばかりの、デノン初のUSB DAC機能搭載、ポータブルヘッドフォンアンプ「DA-10」の展示会も、11時30分~17時30分まで実施される。
入力端子は、USB DAC用のUSB(マイクロB)、iPhone/iPod接続用のUSB(USB A)、アナログ音声(ステレオミニ)の3系統。USB DAC機能は、DSDが5.6MHzまで、PCMは192kHz/32bitまで対応し、DACチップは「PCM1795」。DSD再生はASIO/DoPに対応する。入力されたPCMデータは、独自のデータ補完アルゴリズムを用いて、ハイビット(32bit)/ハイサンプリング化して処理することで、ハイレゾ音源をさらに原音に近づけるという「Advanced AL32 Processing」技術を搭載しているのが特徴だ。
同階のリーフルームでは、iriver製品を扱うアユートがブースを展開し、11時~17時30分まで展示会を実施。Astell&KernのハイレゾポータブルプレーヤーであるAK120II、AK100IIなどが試聴できるほか、“超弩級”という新製品も披露する。海外のオーディオショウで展示されているAKシリーズの新機軸製品で、据置型のネットワークオーディオプレーヤー「AK500N(仮称)」と予告されている。
なお、リーフルームでは14時からイベントも開催。オリジナルアルバムからアニメ劇伴まで、幅広い楽曲を手がけるTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND(テクノボーイズ・パルクラフト・グリーンファンド)がゲストとして登場する。司会進行はオーディオライターの野村ケンジ氏が担当。入場者数は先着40人まで。
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDは、ポップソングとしては史上初という、11.2MHzのDSD(DSD256)でマルチトラックレコーディングを実施。その楽曲は、音元出版の「Net Audio」誌に付属するほか、それを再生できる22.4MHzまでのDSD再生が可能なiFI Audioの「micro iDSD」も7月19日に発売される。このイベントは、その発売を記念したもの。
イベントでは、11.2MHz DSDレコーディングのために書き下ろされた「visible invisible」を、iFI「micro iDSD」とAKのスピーカーシステムで試聴可能。さらに、e-onkyoから配信中のテレビアニメ「ウィッチクラフトワークス」エンディングテーマ「ウィッチ☆アクティビティ」や、オリジナル2ndアルバム「good night citizen」なども、「AK500N(仮称)」で再生予定となっている。
音源を収録した「Net Audio」最新号の購入者を対象に、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDによるサイン会も実施予定。