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ハイセンス、MiniLED×量子ドットの4K液晶TV「U7R」に85型。実売約33万円

85型モデル「85U7R」

ハイセンスジャパンは、MiniLED×量子ドットパネルを採用し、新開発エンジン「HI-VIEW AIエンジンPRO」も搭載した4K液晶テレビ「U7Rシリーズ」に、85型モデル「85U7R」を追加する。8月下旬発売で、価格はオープン。市場想定価格は33万円前後。

従来の液晶テレビよりも小型のLEDバックライトを数多く敷き詰めることで、細部までメリハリのある、明るく高コントラストな映像を実現。旧型と比べ、最大輝度は87%向上。AIエンジンがバックライトを細かく分割してエリアコントロールしている。

さらに、バックライトの光を量子ドットで変換することで純度の高い色を実現。従来の液晶より、特に緑と赤の色表現が大幅に改善している。

新開発エンジン「HI-VIEW AIエンジンPRO」

TVSと共同開発した、最新AIエンジンを搭載。 映像フレームの一枚一枚に対して、AIが瞬時に画質処理を行なう「AIピクチャー」や、ネット動画の特性に合わせた高画質処理を行ない、ノイズを抑え、精細感をアップさせる「AIバンディングノイズ制御」、前後のフレームを参照し、AIがその間の画像を生成することで、なめらかに表示する「AIクリアモーションPRO」、「フレームジャダー低減」、「AI美肌リアリティーPRO」、「AI 4Kアップコンバート」、「AI HDRアップコンバート」、入力信号、コンテンツの種類を認識し、それに適した画質モードに切り替える「AIシナリオ」などを搭載する。

左右メインスピーカーとサブウーファーを搭載した2.1サウンドシステムも搭載。実用最大出力40Wを実現しているほか、コンテンツの種類を認識し、それに適した音質モードに自動的に切り替える「AIサウンド」により、音響の潜在能力を最大限に引き出し、クラスを超えるパフォーマンスを実現したという。Dolby Atmosにも対応。部屋の環境に適したサウンドを自動設定するオーディオキャリブレーションも利用できる。

インターフェースにHDMI2.1を採用。4K/144p入力の最新ゲーム機でも約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPRO」に対応。

Bluetoothに対応し、ワイヤレスヘッドフォンでテレビの音を聞くこともできる。Bluetooth対応リモコンも付属する。

VIDAA OSを搭載。よく使うアプリにアクセスしやすいように、アイコンの並び替えをカスタマイズ可能。Prime VideoやDisney+などからお勧めのコンテンツを表示するリコメンデーション機能も備えている。

2画面表示に対応。生中継のスポーツのダブル観戦や、ニュースと子供向けアニメの同時視聴、AirPlayによるスマートフォン画面の同時視聴ができる。別売の市販USB HDDを接続し、録画も可能。裏番組録画にも対応する。

スタンドを含む外形寸法は、189.2×43×113.6(幅×奥行き×高さ)で、スタンド含む重量は39.9kg。定格消費電力は305W、年間消費電力は198kWh/年。