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final、ベースモデルを改造し最新の音質設計を製品化「MAKE MOD」第1弾。19,800円から

左から「MAKE MOD 1.1」、「MAKE MOD 2.1」、「MAKE MOD 3.1」

finalは、有線イヤフォン「MAKE MOD(メイク・モッド)」3機種を28月29日に発売する。直販価格は、「MAKE MOD 1.1」が52,800円、「MAKE MOD 2.1」が32,800円、「MAKE MOD 3.1」が19,800円。

MODは、ベースとなるモデルを「Modify(モディファイ=改造)」し、新たな可能性を引き出すプロジェクト。finalが研究開発した最新の音質設計を最短で製品に盛り込むことにより、これまでとはひと味違う、多種多様なサウンドを製品化していく。

その第1弾がこの3モデルで、フルステンレス筐体の高い剛性と抜群の装着性を兼ね備えるMAKEシリーズをベースにModifyした「MAKE MOD 1.1」「MAKE MOD 2.1」「MAKE MOD 3.1」の3種類をラインナップする。

「MAKE MOD 1.1」

MAKE MOD 1.1は、バランスドアーマチュア型ドライバー(BA)を高音用に1基、中低音用に2基、合計3基搭載。「より華やかな響きと澄んだ音質」が特徴だという。

「MAKE MOD 2.1」

MAKE MOD 2.1は、BAを高音用に1基、ダイナミック型ドライバーを低音用に1基、合計2基のハイブリッド構成を活かし、「包まれるような深い低域と優れた明瞭度を併せ持つ臨場感のある音質」とする。

「MAKE MOD 3.1」

MAKE MOD 3.1は、ダイナミック型ドライバー1基の構成を活かし、「厚みのある滑らかなサウンドと高い明瞭度と歯切れの良いタイトさを感じられる」とのこと。

筐体は、金属微粉末とバインダーを混ぜて樹脂のように金型で成形した後、高温で焼結し、形状を整えるMIM(Metal Injection Molding)という手法を採用。いずれもステンレス筐体で、MAKE MOD 1.1とMAKE MOD 2.1は鏡面仕上げ、MAKE MOD 3.1はマットブラック仕上げで、表面にMODロゴと側面に型番をレーザー刻印をしている。

装着感にもこだわり、力をかけてもストレスに感じにくいイヤーピースと耳珠でイヤフォンを保持。耳ポケットで触れる程度にイヤフォンを支えるという形状になっており、圧迫感の少ない、優れた装着感を実現した。

ケーブルはシルバーコートケーブルで、入力端子は3.5mm 3極、イヤフォン側は着脱でき、MMCXのストレート型を採用している。

イヤーピースは「TYPE E」を5サイズ同梱。 低音域の改善や遮音性の向上及び、高音域で気になる刺激音の低減が可能となり、 イヤフォン本来の音を引き出すとのこと。さらに、「イヤーフック(TYPE A)」も同梱する。

各モデルのスペックは以下の通り。

【MAKE MOD 1.1】

  • 感度:105dB/mW
  • インピーダンス:30Ω
  • 重量:39g

【MAKE MOD 2.1】

  • 感度:95dB/mW
  • インピーダンス:17Ω
  • 重量:34g

【MAKE MOD 3.1】

  • 感度:88dB/mW
  • インピーダンス:18Ω
  • 重量:34g