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LIXIL、32型テレビと打たせ湯、デジタルスピーカーも楽しめるバスルーム「SPAGE」

 LIXILは、32型のテレビやデジタルスピーカーなどを取り入れ、よりくつろぎの入浴が楽しめるというバスルーム「SPAGE(スパージュ)」を8月1日に発売する。価格はタイプによって異なり、1616サイズBXタイプの標準仕様で95万円から。発売に先駆け、7月24日に特設サイトもオープンした。

SPAGEの使用イメージ。湯船につかりながら映像が楽しめる32型の浴室テレビ「アクアシアター」

 「高級ホテルのバスルームやスパリゾート施設のような心地よさを自宅で味わえる」をコンセプトとしたバスルーム。首から肩にかけて優しくお湯をかける肩湯「アクアフィール」や、肩などに落下するお湯を当てて刺激とマッサージ効果を楽しむ打たせ湯「アクアタワー」などの機能を搭載。肩湯の吐水口にはライトも搭載し、流れるお湯を引き立て、視覚的にもくつろぎを演出している。

首から肩にかけて優しくお湯をかける肩湯「アクアフィール」機能
打たせ湯が自宅で楽しめる「アクアタワー」機能
SPAGEの全体像
SPAGEに採用されたフルデジタルスピーカーシステム「FDS」

 さらに、シャープと共同で開発した、業界最大という32型の浴室テレビ「アクアシアター」も搭載。湯船につかりながら映像が楽しめるほか、クラリオンと共同で、浴室専用に音響チューニングを施したフルデジタルサウンドシステムも採用している。

 このフルデジタルサウンドシステムは、一般的なスピーカーのように、デジタル音源をDACでアナログ変換してアンプで増幅する方法とは異なり、デジタル音源からスピーカー駆動までを完全デジタルで伝送するクラリオンフルデジタルスピーカーシステム「01DRIVE」の新展開。Trigence SemiconductorのDnote技術を採用している。

(山崎健太郎)