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LIXIL、浴室で32型テレビ視聴とネット動画を楽しめる新「SPAGE」。足湯も可能に

 LIXILは、入浴時に32型のテレビ視聴やインターネット動画サービスなどが楽しめるバスルーム「SPAGE(スパージュ)」の新製品を4月1日より発売する。施工費を除く価格は、戸建て用BXシリーズの1216サイズで94万円から。従来は5サイズだったが、マンション/戸建ていずれも8サイズから選べるようになっている。

32型テレビを楽しめる「SPAGE」

 SPAGEは、「高級ホテルのバスルームやスパリゾート施設のような心地よさを自宅で味わえる」をコンセプトに'14年より発売したバスルーム。今回の新モデルでは、昼でも足湯を浴室で楽しめる「マルチボード」を用意するほか、新開発の静かなジェットバス「サイレントジェット」なども備える。

新「SPAGE」施工例
テレビで「AQUOS City」のインターネットコンテンツを利用可能

 さらに、32型の浴室テレビ「アクアシアター」を搭載し、湯船につかりながら映像が楽しめる。地上/BS/110度CSデジタル放送を視聴できるほか、録画した番組や、動画/音楽の再生にも対応。なお、BS/110度CS視聴や録画番組、動画/音楽視聴には接続用オプション部材が必要となる。市販のBD/DVDプレーヤーなどは接続できない。

 接続用のオプション部材とブロードバンド環境を用意することで、業界初の機能としてインターネットの利用も可能になる。シャープ「AQUOS City」のインターネットコンテンツに対応し、入浴しながら動画配信サービスや、カラオケなどが楽しめる。クラリオンと共同で、浴室専用に音響チューニングを施したフルデジタルサウンドシステムも利用できる。

 そのほか、従来モデルからの変更点として、独グローエ製の2種類のデザインシャワーシステムを用意。全グレードでオーバーヘッドシャワーを選べるようになった。また、浴室前室での姿見にもなるドア(テンパー引き戸)も用意している。首と肩に湯をかけることで、身体に負担をかけずに温まるという「アクアフィール[肩湯]」は、全サイズに搭載可能となった。

(中林暁)