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ロジテック、スマホ録音用CDドライブをAAC 320/256kbpsや曲単位の削除に対応

 ロジテックINAソリューションズは、音楽CDからAndroidスマートフォン/タブレットへ録音できるCDドライブ「LDV-PMH8U2R」用のアプリ「Logitec CD Ripper」をアップデート。新たにAAC 256/320kbps録音に対応するほか、曲単位の削除や、Xperia Z2 Tabletなど10型タブレットへの表示も可能になる。

LDV-PMH8U2R

 6月より発売している「LDV-PMH8U2R」(直販6,980円)は、パソコンを使わずに音楽CDをAndroid端末へ直接取り込めるCDドライブ。USBホスト機能を持つAndroid端末に接続して利用でき、対応端末の詳細はロジテックのサイトで案内している。対応OSはAndroid 4.1以降。

音質モードは5種類に

 アプリのアップデートにより、録音フォーマットは従来のFLAC(ロスレス)、AAC+ 96kbps、AAC-LC 160kbpsに加え、音楽配信サービスで広く採用されている256kbpsや320kbpsにも対応する。

 AAC-LC 320kbps(高音質1)録音時は、32GBの空き容量にアルバムCD(60分)約200枚分を保存可能。また、AAC-LC 256kbps(高音質2)の場合は、32GBにアルバムCD約250枚分を保存できる。

 このほか、アルバムの音質を、「録音モード」と「曲情報編集モード」のどちらでも表示可能になる。一度取り込んだ後のアルバムも音質が分かるため、間違えて取り込んだ場合などにも音質を確認できる。なお、アルバム内に複数のビットレートが混在する場合は「複数のビットレート」と表示。アプリで録音していないアルバムなど、音質設定の判断ができない場合は「ビットレート不明」と表示される。

 曲単位での削除にも対応。アルバム単位ではなく1曲単位での削除が行なえるため、録音した後でも、好きな曲だけを選んで残しておけるようになる。曲情報を編集やアルバム/曲の削除後に、再起動をせず音楽再生プレーヤー上へ反映するように変更。ただし、一部の音楽アプリでは再起動が必要な場合があるという。

 そのほか、Xperia Z2 Tablet SO-05Fなど10型ディスプレイの端末でも、描画崩れが無く表示できるようになる。

曲情報編集モードでも録音時の音質を確認できる
曲をトラック単位で削除可能になる

(中林暁)