パイオニア、SC-LX87などAVアンプ3機種の4K/60p対応アップデートを開始

　パイオニアは19日、AVアンプ「SC-LX87」、「SC-LX77」、「SC-LX57」の3機種において、HDMI 2.0準拠の4K/60p映像をパススルー可能にする無償ファームウェアアップデートの提供を開始した。

「SC-LX87」(左)、「SC-LX77」(右)

　4K/60p対応のアップデートは3月に発表され、8月下旬より提供開始と予告されていた。アップデートにより、3,840×2,160ドット(59.94/60Hz、YCbCr 4:2:0 8bit)や、4,096×2,160ドット(59.94/60Hz、YCbCr 4:2:0 8bit)の4K映像信号のパススルー出力に対応。また、ネットワークでの音楽ファイル再生時のNAS(ファイルサーバー)との接続互換性や、USBメモリ内のDSDファイルの再生互換性が向上する。その他の動作安定性も改善される。アップデート後のバージョンは、3機種とも「1-156-020-516-108」となる。

　アップデートはインターネット経由のネットワークダウンロード、もしくは、PCでダウンロードした更新ファイルをUSBメモリに保存し、USB経由でも行なえる。