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ソニー、2万円を切るBluetooth/CD/ラジオ録音一体型コンポ「CMT-X3CD」。スピーカー分離型も
(2014/9/5 13:11)
ソニーは、Bluetooth対応のオーディオシステムとして、一体型で低価格な「CMT-X3CD」と、スピーカーが分離した3BOXタイプの「CMT-SBT40」の2機種を10月18日に発売する。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格は「CMT-X3CD」が19,000円前後、「CMT-SBT40」が2万円前後。
カラーは「CMT-X3CD」がブラックとホワイト。「CMT-SBT40」はシルバーとホワイトを用意する。
CMT-X3CD
スロットインタイプのCDプレーヤー、AM/FMラジオ、スピーカーなどを一体化したシステム。同様の製品として、4月から「CMT-X7CD」(実売35,640円前後)、「CMT-X5CD」(実売24,840円前後)が発売されているが、CMT-X3CD(実売19,000円前後)は価格を抑えたスタンダードモデルとしてラインナップされる。
上位モデルとの違いは、インターネットラジオ受信機能や、Music Unlimited、スマートフォンのアプリからの制御などの機能が省かれていること。出力も上位モデルは20W×2chだが、X3CDは10W×2chとなっている。また、アンプはデジタルアンプだが、S-Masterではない。コンパクトなモデルとして、個室で手元に置いて使うことを想定している。
Bluetoothに対応し、NFCもサポート。対応するスマートフォンなどから、ワイヤレスで音楽再生ができ、ワンタッチでペアリングも可能。プロファイルはA2DP/AVRCPに対応。コーデックはSBCのみサポートする(上位モデルはAAC/aptX対応)。
スロットインタイプのCDプレーヤーを備え、音楽CDに加え、MP3を保存したディスクの再生も可能。USB端子を用意し、USBメモリなどに保存したMP3/WMAファイルの再生もできる。
さらに、音楽CDを、MP3(128kbps)でリッピングする事も可能。約2.5倍速での録音が可能。USBメモリだけでなく、ウォークマンにも同様に録音できる。FM/AMラジオの録音も可能で、タイマー録音もできる。
搭載するスピーカーユニットは、57mm径のフルレンジ×2基。上位モデルとは異なり、パッシブラジエータは搭載していない。
ステレオミニのアナログ音声入力と、ヘッドフォン出力を各1系統搭載。6種類のサウンドエフェクトや、低域を増強するMEGA BASS機能も利用できる。
外形寸法は約340×90×173mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2.3kg。消費電力は約28W(待機時約0.5W)。リモコンも付属する。
CMT-SBT40
昨年から発売されている「CMT-SBT300W」、「CMT-SBT100」の下位モデル。コンパクトなメインユニットと、スピーカーで構成する。メインユニットにCDプレーヤー機能、Bluetooth受信機能、USB再生、録音機能などを搭載する。機能面はCMT-X3CDとほぼ同じ。
BluetoothはA2DP/AVRCPプロファイルに対応。コーデックはSBCのみ。NFCにも対応しており、メインユニットの天面に対応端末をタッチし、ペアリング可能。CDプレーヤー部は、音楽CDに加え、MP3を保存したディスクの再生も可能。USBメモリなどに保存したMP3/WMAファイルの再生もできる。
音楽CDやAM/FMラジオを、MP3(128kbps)で録音も可能。リッピングは、USBメモリやウォークマンへ、約2.5倍速で行なえる。
アンプはデジタルアンプ。出力は25W×2ch。6種類のサウンドエフェクトや、低域を増強するMEGA BASS機能も利用できる。
スピーカーは2ウェイのバスレフで、57mm径のソフトドームツイータ、95mm径のウーファを採用する。外形寸法は約132.5×207×214mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。
メインユニットの外形寸法は約170×222×132.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.4kg。消費電力は約35W(待機時0.5W)。