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ELAC、ユニット刷新の新エントリースピーカー「70LINE」。ペア6.5万円「BS 72」など

 ユキムは、ELACのスピーカーエントリーシリーズ「70LINE」として、フロア型の「FS 77」や、ブックシェルフ型「BS 73」など、5モデルを10月20日に発売する。価格は「FS 77」がペア15万円、「BS 73」がペア8万円、「BS 72」がペア65,000円、センターの「CC 71」が5万円、サブウーファ「SUB 2030」が95,000円。

FS 77

 従来のエントリーシリーズ「50LINE」をバージョンアップしたもので、全てのモデルに新規設計のユニットや、キャビネット、ネットワーク、ターミナルを導入。「全方位にアップグレードを敢行した」という。中でも「BS72は非常に小型ながら素晴らしいサウンドパフォーマンスを持ち、デスクトップオーディオにも活用できる」としている。全モデル、仕上げはサテン・ブラック。

FS 77

 2ウェイ・バスレフのフロア型スピーカー。25mm径のシルクドームツイータと、150mm径コーンウーファ×2基を搭載した、2ウェイ3スピーカー構成となる。サイズを活かし、「安定感のある低音と、上品で滑らかな中高音」が特徴という。クロスオーバー周波数は2.3kHz。

 入力は定格80W、最大120W。再生周波数特性は42Hz~28kHz。能率は89dB/2.83V/1m。インピーダンスは4Ω。外形寸法は170×275×975mm(幅×奥行き×高さ)。重量は15.3kg。

BS 73

FS 73

 2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフスピーカー。ユニットはFS 77と同じで、25mm径シルクドームツイータ、150mm径コーンウーファを各1基採用する。クロスオーバー周波数は2.9kHz、再生周波数特性は45~28kHz。入力は定格50W、最大70W。能率は87.5dB/2.83v/1m。インピーダンスは4Ω。外形寸法は170×250×285mmで、重量は5.6kg。

BS 72

BS 72

 2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフスピーカー。ツイータはFS 77/BS 73と同じ25mm径シルクドームツイータ。ウーファは116mm径のコーンウーファとなっており、「レスポンスの良さがアドバンテージ」だという。

 クロスオーバー周波数は3.6kHz、再生周波数特性は56~28kHz。入力は定格40W、最大60W。能率は86dB/2.83v/1m。インピーダンスは4Ω。外形寸法は140×160×230mmで、重量は3.2kg。

CC 71

CC 71

 2ウェイ・バスレフ型のセンタースピーカー。ユニットサイズや構成はFS 77と同じで、25mm径のシルクドームツイータと、150mm径コーンウーファ×2基を搭載。クロスオーバー周波数は2.3kHz。再生周波数特性は50Hz~28kHz。

 入力は定格70W、最大110W。能率は89.5dB/2.83V/1m。インピーダンスは4Ω。外形寸法は445×262×160mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8kg。

SUB 2030

SUB 2030

 アクティブサブウーファ。アナログアンプの音質の良さとデジタルアンプの効率の良さを併せ持つという「BASHテクノロジー」を採用している。

 ユニットは250mm径コーンウーファ×1で、アンプの出力は定格300W、最大350W。クロスオーバー周波数は44~160Hzで可変できる。周波数特性は20~180Hz。

 入力はRCA×2を装備。スタンバイ時の消費電力は最大1W。外形寸法は300×315×356mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は14kg。

(山崎健太郎)