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東芝、レコーダ録画番組をリモート視聴できるPC秋冬モデル。4Kの15.6型ノートなど
(2014/10/14 17:46)
東芝は、自宅のBDレコーダに録画した番組を外出先からでも視聴できるソフト「TVコネクトスイート」をプリインストールしたPC秋冬モデル11機種を10月17日より順次発売する。BDレコーダ録画番組のPCでのリモート視聴対応は業界初としている。4K解像度の15.6型タッチ液晶を備えたノートPC「dynabook T95」や、11.6型タッチ液晶のノートPC「dynabook N51」、21.5型フルHD液晶一体型の「REGZA PC D81」などをラインナップする。価格はオープンプライス。
秋冬モデル共通の特徴として、テレビ視聴ソフト「TVコネクトスイート」を備え、宅内にあるテレビやレコーダの録画番組や放送中番組をDLNA/DTCP-IP経由で受信して別室などで視聴できる。テレビ/レコーダの録画番組をPCにダビングして持ち出し視聴することも可能。
さらに、10月下旬にWindowsストアで公開予定のTVコネクトスイート最新版では、NexTV-Fが定めた「リモート視聴」にも対応。10月24日より順次発売されるBDレコーダのレグザサーバー「DBR-T550」と「DBR-T560」、レグザブルーレイの「DBR-Z510」、「DBR-Z520」に録画した番組を、外出先からインターネット経由で視聴できる。なお、リモートでは放送中番組は視聴できない。
4K/15.6型や11.6型などdynabook
「dynabook T95」は、4K/3,840×2,160ドットの15.6型タッチ液晶を備え、4K動画などを楽しめるモデル。IGZOパネルにより、消費電力を抑え、タッチ操作の感度も高いのが特徴。店頭予想価格は25万円台前半。
新たにIntel Core i7-4710HQ(2.5GHz)を採用。また、AMDのRadeon R9 M265Xを搭載し、3Dゲームの高速描写や4K描画などグラフィック性能を向上させ、CPUの負担を軽減している。超解像技術の「レゾリューションプラス」も搭載する。ストレージはHDDとNANDのハイブリッドドライブで、容量は1TB。光学ドライブはBlu-ray対応。
4K解像度に対応した写真や動画のソフトも同梱。写真編集ソフトの「Adobe Photoshop Lightroom 5」や、4K動画編集も可能な「CyberLink MediaShow for TOSHIBA」、「Corel VideoStudio X7 VE for TOSHIBA」などを利用できる。
harman/kardonのステレオスピーカーを内蔵。「DTS Studio Sound」により、力強い低域から繊細な高域まで表現力豊かに再現でき、サラウンド音響も楽しめるという。
11.6型の「dynabook N51」は、新たに筐体カラーにサテンゴールドを採用。従来モデルに比べ最大1.6mm薄く、約200g軽くなった。外形寸法は約289×21.9×199mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg。店頭予想価格は9万円台後半。HDDは500GBで、光学ドライブは搭載しない。
その他にも、15.6型タッチ対応のスタンダードノートPC「dynabook T85」や、タッチ非対応の15.6型「dynabook T75/T65/T55」をラインナップする。
テレビチューナ搭載など、液晶一体型REGZA PC
液晶一体型のREGZA PCは5機種を用意。そのうち「REGZA PC D81」と「REGZA PC D71」、「REGZA PC D51」はテレビチューナも搭載する。店頭予想価格は、D81が24万円台後半、D71が22万円台前半、D 51が16万円台前半。これら3機種は21.5型フルHDのIPS液晶を備え、D81はタッチパネル対応。
テレビチューナは、D81とD71が地上/BS/110度CSデジタルの3波ダブルチューナで、D51は地デジのシングルチューナ。D81には、視聴専用で素早く起動できる「今スグTV」用の3波チューナも備える。
CPUは、D81/D71がIntel Core i7-4710MQ(2.5GHz)で、D51はCeleron 2950M(2GHz)。HDD容量は、D81/D71が3TBで、D51は2TB。光学ドライブはD81/D71がBDで、D51jはDVDスーパーマルチ。スピーカーはいずれもオンキヨー製。