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ELAC、190LINEブックシェルフの上位モデル「BS192 MEISTER EDITION」

 ユキムは、独ELACのブックシェルフ型スピーカー「BS192」の上位モデル「BS192 MEISTER EDITION」を11月10日に発売する。価格は17万円(ペア)。

BS192 MEISTER EDITION

 「BS192 MEISTER EDITION」は、2ウェイバスレフ型のブックシェルフスピーカー。2013年発売の「BS192」にELACのマイスターによるブラッシュアップが施されたモデルで、ツイータやコイルなどが上位シリーズで採用しているものに変更されている。限定版ではなく、BS192の上位モデルとしてラインナップに加えられる。

ツイータ部。MEISTER EDITIONのロゴがプリントされる

 ツイータは「JET V Ex」から、上位モデルの260LINEに採用されている「4ギャップ JET V」に変更され、リング部分に特別モデルであることを強調する"MEISTER EDITION"のロゴをプリント。コイルも、BS312などで採用された「空芯コイル(ハイパワーエアコイル)」を190LINEとして初めて搭載する。ネットワーク基板にはブラックサーフェスの高品位な基板を使用し、内部配線もVan Den HulのSKYLINEに変更している。

 ウーファはノーマルモデルと同様、135mm径のアルミ/パルプ材のハイブリッドAS CONEユニットを1基搭載。バスレフポートはノーマルモデルよりも放射角が広く、形状の異なる新タイプを採用。より自然な放射特性を備え、大音量時のベンチレーションノイズを減少するという。設置場所によるサウンド劣化を抑えるというボトムエミッションテクノロジーも搭載する。

 本体の仕上げは、ノーマルモデルのマットブラックから、光沢のあるハイグロスブラックに変更。リアパネルにはモデル名とシリアルナンバーが記されたシルバープレートが付けられる。また、品質管理項目をクリアしたことの証明として、ELACのウォルフガング・ジョン社長のサインと日付、シリアルナンバーが記入された証明書を同梱する。

 再生周波数帯域は46Hz~50kHz、クロスオーバー周波数は2.5kHz。定格入力は60W、最大入力は80W。能率は87dB。インピーダンスは4Ω。スピーカーターミナルはバイワイヤリングに対応。1台の外形寸法は160×262×290mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6kg。サランネットが付属する。

(一條徹)