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スマホに心拍数表示できるBluetoothスポーツイヤフォン「JABRA SPORT PULSE WIRELESS」

 GNネットコムジャパンは、 JabraブランドのBluetoothイヤフォン新モデルとして、心拍数モニターを内蔵したスポーツ専用モデル「JABRA SPORT PULSE WIRELESS」を12月12日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は31,800円前後。

JABRA SPORT PULSE WIRELESの装着例
JABRA SPORT PULSE WIRELES

 スマートフォンなどの音楽をワイヤレスで受信して聴けるBluetooth 4.0対応のイヤフォンに、心拍数測定機能も搭載したモデル。専用アプリ「Jabra Sport Life」を使ってトレーニング内容や結果、走った距離やルート、カロリー消費量等を簡単にデータ管理できるのが特徴。トレーニングに応じて英語の「音声コーチ」からの案内なども聴ける。ドルビーと共同開発した音楽アプリ「Jabra サウンドアプリ」を使うことで、臨場感のある音楽再生も行なえるという。ヘッドセットとしてスマートフォンのハンズフリー通話も可能。

 心拍数は、イヤフォンを装着するだけで、耳から簡単に計測。心拍数モニターを使用すると、設定した目標に沿ってトレーニングが行なわれているかを確認できる。測定できる内容は、心拍数、消費カロリー、スプリットタイム、距離、時間。

 また、減量や筋肉の強化、健康維持、ベストタイム更新など、目標に合わせた心拍数ゾーンの異なる5つのトレーニングコースを用意。心拍数を計測しながら各コースのトレーニングをすることで、必要とする負荷を確実に実行できるという。上級者向けのインターバルトレーニングも用意する。

 距離、時間、消費カロリー、スプリットタイムでトレーニングの目標設定ができ、各自の目標に合わせて好みのオリジナルプランも作成可能。GPSによりトレーニング中の移動コースを地図上で確認できるほか、距離・時間・心拍数・カロリー表示もリアルタイムでチェックできる。トレーニングを終了すると、結果がアプリに履歴として保存される。

 英語の「音声コーチ」により、設定した目標やゾーントレーニングに合わせて距離や時間を通知。さらに、心拍数がトレーニングゾーンから外れた場合にも通知されるので、適正な運動負荷でトレーニングできるという。トレーニング中に音楽プレイリストの変更もできる。

 個人の体力や毎日変化する体調に合わせて、トレーニングメニューを見直すことも可能。アプリの「Jabra Sport Life」では、「ロックボートテス」(最大酸素摂取量の測定)により持久力がわかるほか、「起立性心拍数テスト」ではオーバートレーニングかどうかを判定。「安静時心拍数テスト」は、オリジナルプランの作成に活用できる。

Jabra Sport Lifeの画面。トレーニングプランの設定や、計測内容のモニタリング、評価、履歴の保存などが行なえる
通常のイヤーピースに加え、装着性を高めるイヤーウイング、クリップも同梱する

 BluetoothのプロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPに対応。NFCでスマートフォンと簡単にペアリングできる。Bluetoothの2台同時接続にも対応。ワンセグ音声なども伝送できる。ケーブル長は60cm。重量は16g。

 内蔵バッテリでの連続使用時間は、音楽、通話、心拍計測いずれも約5時間。連続待ち受けは最大10日間。4サイズのイヤーピースや、装着性を高めるイヤーウイング、装着クリップ、保護ポーチなどが付属する。

(中林暁)