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Ayre、パワーアンプ「MX-R」を最新のTwentyに165万円でアップグレード
(2015/1/16 11:30)
アクシスは、米Ayre Acousticのリファレンスモノラルパワーアンプ「MX-R」を、新モデルの「MX-R Twenty」と同一仕様にアップグレードする有料サービスを2月から開始する。費用はペアで165万円。工賃は含まれているが、送料は別。Ayre製品取扱店で受付し、送付後1~2週間程度でアップグレードは完了するという。
2006年発売の「MX-R」を、昨年11月に発売された新モデル「MX-R Twenty」(ペア430万円)と同一仕様にアップグレードするもので、フロントエンド/ゲインステージ/ドライバーステージ/出力ステージの全てを、Twenty仕様の新基板に全面交換する。
独自の電圧無変動ゲイン回路「EquiLock」を構成するカレントミラー回路を最適化。出力ステージには、高い電流駆動能力を実現するダイヤモンド回路から、フィードバック段を排除した2ステージ構成とした「ダブルダイヤモンド出力回路」となる。同回路を完全バランス仕様で搭載しており、高い電流駆動能力を持たせながら、位相直線性も極限まで高めたという。
電源部も刷新。新開発の「AyreLock」リニア・パワーサプライとなり、従来の倍以上の電源容量を実現。駆動力を高めている。アップグレードではこれ以外に、各部整備点検、動作試験、調整、特性チェックも行なわれる。
アップグレード後のスペックは、出力が300W(8Ω)、600W(4Ω)。ゲインは26dB。消費電力は最大750W、スタンバイ時は45W。外形寸法は280×480×95mm(幅×奥行き×高さ)。重量は23kg。