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Amulech、デジタル4入力で光/ヘッドフォン出力も可能なDAC

 Amulech(アムレック)は、光/同軸デジタル入力各2系統と、光デジタル/アナログ音声/ヘッドフォン出力を備えた192kHz/24bit対応のDDC/DAC「AL192-202CDA」を1月16日に発売した。価格は9,800円(税込)。Amulechは、元ラステーム・システムズの三上忠道氏によるオーディオブランド。

AL192-202CDA
背面

 光/同軸デジタル入力を各2系統備え、スイッチを切り替えてオーディオセレクタとしても使用できるDDC/DAC。出力は、光デジタル1系統と、アナログRCA、ステレオミニのヘッドフォン出力を各1系統装備する。USB DDCやテレビ、CD/DVD/Blu-rayプレーヤー、ゲーム機などとデジタル接続し、アクティブスピーカーやヘッドフォン、アンプへの出力を想定している。

 DACチップはCS4344を使用。192kHz/24bitまでのPCMに対応し、サンプリング周波数は32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHzをサポート。DDC機能利用時は、PCM/AC3/DTS/THK/HDCD/LPCMフォーマットに対応する。

 ライン出力(RCA)の周波数特性は20~20kHz、全高周波歪率は0.03%以下。ダイナミックレンジは105dB。SN比は90dB。ヘッドフォンの対応インピーダンスは16~64Ωで、出力は50mW×2ch(32Ω)、25mW×2ch(64Ω)。周波数特性は10Hz~40kHz。

 電源は付属のACアダプタで動作するほか、USBバスパワーでも使用可能。外形寸法は85×63×21mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約140g。給電用のUSBケーブルが付属する。

(一條徹)