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シャープ、直下型LEDの40型フルHD AQUOS「LC-40H20」

実売9万円。32型はWXGA

 シャープは、液晶テレビAQUOSのスタンダードシリーズ「AQUOS H20ライン」を2月10日より発売する。40型フルHDの「LC-40H20」と32型/WXGAの「LC-32H20」を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は40型が9万円前後、32型が6万円前後。

LC-40H20
LC-32H20

 直下型LEDバックライトを採用したスタンダードAQUOS。40型は1,920×1,080ドットのフルHDパネルを、32型は1,366×768ドットパネルを採用する。直下型LED方式により、画面のムラを低減し、明るく高画質を実現したとする。40型のみ倍速駆動LSIによる残像低減技術を搭載している。視野角は上下/左右176度。

 狭額縁のスリムデザインも特徴で、ヘアライン処理により高級感を高めている。

 チューナは地上/BS/110度CSデジタル×1。別売のUSB HDDへの録画機能を備えており、バッファローの長時間録画(レコロング)対応HDD利用時には、約3~4倍の長時間録画が可能。2TBで約696時間の録画が行なえる。CMなどのシーン(音声)の切り換わり部分にチャプターマークを自動で記録する「おまかせオートチャプター」も搭載している。

LC-32H20(左)、LC-40H20(右)

 5W×2chのステレオスピーカーを搭載し、3cm×10cmのフルレンジユニットを採用する。入力端子はHDMI×2と、D5×1、コンポジットなど。HDMI入力2は、MHLにも対応している。BS簡単選局機能なども装備する。

 目覚ましとしても利用できる「おはようタイマー」や省エネ用の「セーブモード」、2画面機能などを装備。消費電力は40型が約91W(待機時0.1W)、32型が約63W(同0.1W)。年間消費電力量は40型が76kWh/年、32型が42kWh/年。外形寸法/重量は40型が92.6×21.3×60.3cm(幅×奥行×高さ)/約11.5kg、32型が80×15.4×57cm(同)/約6.3kg。

(臼田勤哉)