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オヤイデ、102 SSC採用のオーディオ向け内部配線用ケーブル「3398シリーズ」

 オヤイデ電気は、新導体「102 SSC」を採用した、オーディオ機器用の内部配線材「3398」シリーズを1月30日に発売する。価格は、導体の太さAWG22の「3398-22」が200円/m、AWG18の「3398-18」が400円/m、AWG16の「3398-16」が600円/m。1芯シールド構成の「3398-SY」は700円/m。3398-22/18/16のシースカラーは、白と黒の2色を用意する。

3398シリーズ
上から、3398-22、3398-18、3398-16、3398-SY

 独自の精密導体102 SSCを採用したオーディオ用ケーブル。アンプやスピーカーの内部配線、オーディオケーブルの自作用途などを想定している。導体の太さや構成により、3398-22/18/16/SYの4種類を用意。3398-SYは、34本構成のスパイラルシールドで素線間の隙間を排除し、シールド効果を高めている。また、外シースにはPVCを採用し、柔軟性を確保しているという。3398-22/18/16は、米国のUL規格AWM Style 3398に準拠する。

 絶縁体には、電子線照射により分子構造を強化したXLPE(架橋ポリエチレン)を採用。高い耐熱性(定格150度)と高耐電圧(定格300V、ピーク電圧600V)を示し、ハンダの熱でも溶けにくく、作業性にも優れているという。外径は、3398-22が1.6mm、3398-18が2mm、3398-16が2.4mm、3398-SYが3mm。

(一條徹)