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アクションカメラになるデジカメがよりタフに。「FinePix XP80」
(2015/2/6 10:10)
富士フイルムは、防水/耐衝撃/耐低温/防塵のタフネス性能や、アクションカメラモードを備えたデジタルカメラ「FinePix XP80」を2月26日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24,500円。ブラック、イエロー、ブルー。
2014年発売のFinePix XP70の後継機種で、防水や耐衝撃性能を強化し、耐衝撃1.75m、防水15m、耐寒-10度、防塵というタフネス性能を誇る(XP70は耐衝撃1.5m、防水10m、耐寒-10度)。
1/2.3型、有効1,640万画素のCMOSセンサーを搭載。アクションカメラモードの搭載も特徴となっており、レンズはフジノン製の光学式5倍ズーム(35mm換算/28~140mm、F値3.9~4.9)だが、アクションカメラモードでは、その焦点距離を28mmに固定。ワイドな画角を生かした臨場感のある映像を撮影できる。別売の「アクションカメラレンズ」を取り付ければ、広角18mmでの撮影も可能。
動画撮影にも対応し、ファイル形式はMPEG-4 AVC/H.264のMOV。1,920×1,080/60p/30pで、連続最大約29分の撮影が可能。1,280×720/60p、640×480/30pでの撮影も可能。風音低減機能も備え、動画撮影中の光学/デジタルズームも可能。
水中撮影でも自然な青色を再現できるという「水中」モードや「水中マクロ」モードを搭載。360度のダイナミックなパノラマ写真が簡単に撮影できる「ぐるっとパノラマ360」、高度なアート表現を手軽に楽しめる「アドバンストフィルター」も用意する。
無線LANも搭載。新たにアプリ「FUJIFILM Camera Application」をインストールしたスマートフォンやタブレットからのシャッター操作やズーム操作ができる「リモート撮影」に対応した。集合写真や自分撮りに利用できる。写真や動画をスマホに転送する「スマートフォン送信」のほか、画像受信用アプリ「FUJIFILM Photo Receiver」を使った、友人との画像共有などにも対応する。
スキーなどでグローブをしていてもスムーズに操作できるよう、操作ボタンの最適な大きさや位置を追求。カメラを片手で握ってもしっかりと構えられるよう、ボディ前面に指を置くためのスペースを確保している。電池蓋には、2段階の操作で蓋を開閉するダブルロック構造を採用。モニタは低反射高輝度液晶で、強い日差しの下や水中でも鮮明な表示ができるという。
記録メディアは内蔵メモリ(約96MB)と、SDメモリーカード(SDXC)対応。外形寸法は104.1×25.9×66.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は179g(バッテリ、メモリカード含む)。標準撮影枚数は約210枚。