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日立、テレビ向けネットサービス「Wooonet」の一部を3月31日に終了

 日立製作所と日立コンシューマ・マーケティングは、日立製テレビ「Wooo」向けに提供しているポータルサイト「Wooonet」において、「メッセージボード」などの一部サービスを3月31日午後3時をもって終了すると発表した。

Wooonet

 Wooonetは、日立のテレビ向けにインターネット経由で提供されているサービス。3月31日に終了となるのは、「メッセージボードサービス(GP3シリーズを除く)」と、「新着情報お知らせサービス」、「天気情報サービス」、「ソフトウェアダウンロードサービス(XP07シリーズ以降対応、ただしGP3シリーズを除く)」の4つ。それ以外のサービスはこれまで通り利用できるという。

 対象機種は、プラズマテレビ「P50-GP08」や液晶テレビ「L55-G2」、AVCステーション「AVC-H8X」などで、詳細は同社サイト内で案内している

 日立はQ&Aのサイトで「当初想定していたアクセス率に対し、アクセスの低い一部のサービスを終了する」と説明。なお、メッセージボードのデータはサーバー側でサービス終了と同時に全て削除するため、ユーザーが削除する必要は無いという。また、地上/BSデジタルの放送波を使ったソフトウェアダウンロードは、引き続き行なえるとしている。

 なお、日立は2012年度のテレビ事業再編に伴い、国内のテレビ生産から撤退。すべて外部調達に切り替えている。

(中林暁)