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Oculus Rift製品版は2016年第1四半期発売。近日中に技術仕様や新VRコンテンツ

 VRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を手がける米Oculusは、コンシューマ向けの「Oculus Rift」の出荷開始を2016年第1四半期に決定した。2015年末から予約を受け付ける。

 Oculus Riftは、バーチャルリアリティ(VR)を実現するヘッドマウントディスプレイの代表格として、ゲームのほか、VRエンタテインメントや体験型の設備などで導入されている。ただし、現時点では開発者向けに開発キットをプロトタイプとして展開しているのみで、一般向け販売は行なわれてない。

 '16年に発売する製品版では、最新のプロトタイプ「Crescent Bay」のトラッキングシステムを改良する他、装着性の改善なども図り、スタンディングと着座状態のいずれでも利用可能となる。

 ハードウェアやソフトウェア、入力の詳細については、数週間以内に案内予定で、新たなVRコンテンツについても紹介するという。また、技術仕様については来週より詳細を案内予定としている。なお、6月16日からは米国ロサンゼルスにおいて、ゲームの大規模イベント「E3」の開催が予定されている。

(臼田勤哉)