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ソニー、“人間のバディを目指す”ロボット「poiq(ポイック)」

エンタテインメントロボット「poiq(ポイック)」

ソニーは4日、“人間のバディを目指す”エンタテインメントロボット「poiq(ポイック)」を発表した。研究員を募集しており、当選して参加費5,000円を支払うとpoiqが家に届き、poiqとお喋りしたり、知識を教えることでpoiqが成長していく。なお、poiqの一般販売については今のところ未定。研究員の応募期間は4月10日23時59分まで。

声優・雨宮天(天ちゃん)が、約1年をかけてpoiqにおしゃべりと知識を教えるプロジェクト「天ちゃんのpoiq研究所」がスタートしており、その研究員を募集するというカタチになっている。ユーザーがpoiqを成長させることで、天ちゃんの研究が進み、たくさん協力した研究員には限定アイテムをプレゼント。抽選で天ちゃんのサイン入りグッズもゲットできる。

【雨宮天 研究リーダーに任命!】目指せ、最高のバディ!|天ちゃんのpoiq研究所#1

研究員の応募には、My Sony IDが必要。当選発表はメールで行なわれ、当選したらWebで手続きをする。応募期間は4月10日23時59分までで、当選案内/手続きは4月21日~4月24日まで。プロジェクト参加開始は4月末から順次スタートする。

また、公式YouTubeチャンネル「雨宮天のてくてく天ちゃん」でスタートする「天ちゃんのpoiq研究所」では、天ちゃんとpoiqが会話する様子、poiqができることやpoiqの成長などが紹介される。

poiqは人に寄り添うバディになるため日々勉強。好きなものを質問したり、日々何をしたか尋ねて、相手を理解しようとする。poiqの声や喋り方は、複数のキャラタイプから選べるよう開発中で、現時点で利用可能なキャラタイプ「アマーリ」の声を担当するのは、声優の花守ゆみりさん。

専用アプリ「My poiq」も用意され、各種設定のほか、対話をタイムラインで確認したり、poiqが撮影した写真を見て楽しむこともできる。

poiqの型番は「CER-1000」。顔の部分は3軸、ホイールは2軸で稼働。電源ボタン、音量ボタン、WPSボタンを備えている。目の部分にLEDを搭載。カメラも備え、USB-C端子も用意。スピーカー、マイク×4も搭載。センサーは6軸検出システム×2(3軸ジャイロ・3軸加速度)、ToFセンサー×6、ミリ波レーダーセンサー、近接センサーを備える。

消費電力は約4W。連続稼働時間は約180分。サイズは、直径約72mmで、高さが約118mm。重量は約410g。IEEE 802.11a/b/g/nやBluetooth 4.2に対応する。