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デノン、デジタルプリメイン「PMA-50」とマッチするCDプレーヤー。縦置き対応

 ディーアンドエムホールディングスは、デノンブランドで発売中のデジタルプリメインアンプ「PMA-50」とデザインマッチするCDプレーヤー「DCD-50」を6月上旬に発売する。価格は50,000円。カラーはプレミアムシルバー(SP)。

CDプレーヤー「DCD-50」
縦置きも可能

 昨年末に発売された、USB DAC搭載のデジタルプリメインアンプ「PMA-50」(68,000円)と、デザインやサイズを揃えたCDプレーヤー。「PMA-50」は縦置き、横置きどちらにも対応しているが、「DCD-50」もスロットインタイプのCDドライブを採用する事で、縦置き、横置きのどちらもサポートしている。向きに合わせてフットの付け替えも可能で、ディスプレイも自動的に表示が回転する。

デジタルプリメインアンプ「PMA-50」と組み合わせたところ。どちらのモデルも縦置きできる

 RCAのアナログ音声出力、同軸デジタル出力を各1系統搭載。PMA-50とのデジタル接続が可能で、PMA-50に搭載されている独自のアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」を使い、伝送したデジタルデータをハイビット、ハイサンプリング化して処理。音楽信号から本来あるべきデータを推測し、デジタル変換の過程で失われた本来のアナログ信号の滑らかな波形を再現して再生できるという。

 音楽CDだけでなく、ディスクに保存したMP3、WMAファイルの再生にも対応。ディスプレイに曲名やアーティスト名を表示できる。高精度な192kHz/32bit対応DACを搭載する。

 筐体上下のパネルには、3mm厚のアルミニウムを使用し、剛性を向上。外部振動による音質への影響を抑えている。表面仕上げはサンドブラスト加工。

 付属のリモコンから、PMA-50の操作も可能。ディスクを挿入すると自動的に再生を開始するオートプレイ、30分のオートスタンバイ機能なども搭載。電源ケーブルは着脱可能。横置き時の外形寸法は200×240×86mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.4kg。消費電力は10W、待機時消費電力は0.4W以下。

背面
付属のリモコン

(山崎健太郎)