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ハイレゾプレーヤー「AR-M2」アップデート。44.1/16楽曲再生時のCPU使用を軽減

 フロンティアファクトリーは、Acoustic Researchのハイレゾオーディオプレーヤー「AR-M2」の最新ファームウェア Ver.2.1.0を26日より提供開始した。

AR-M2

 アップデートにより、44.1kHz/16bitのCDクオリティ音楽再生時のCPU使用量を軽減するほか、MP3ファイルの非Unicodeタグをサポートし、MP3ファイルの文字化けを改善。また、AR Music Playerでの再生開始時や、AR-M2の電源OFF時のポップノイズを改善した。ただし、AR-M2電源ON時にはポップノイズが発生するという。

 ファームウェアはパソコンでダウンロード後にUSBケーブルを介して、AR-M2のDownloadフォルダに転送し、AR-M2の[System update]から更新を行なう。

 AR-M2は、Android OSベースのハイレゾオーディオプレーヤー。DACチップには、TIバーブラウンの「PCM1794A」を搭載し、5.6MHzまでのDSDやDXD、FLAC、WAVなどのハイレゾファイルが再生できる(DSD/DXDはPCMへの変換再生)。CPUはContrex A7のクアッドコア 1.2GHz。独自のオーディオパスを搭載したアプリ「AR Music Player」により、Androidのオーディオフレームワークを使わず、高音質で再生できるとする。価格は138,000円。

(臼田勤哉)