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ハイレゾプレーヤー「AR-M2」、WAV対応強化とBluetooth無効化機能追加

 フロンティアファクトリーは、Acoustic Researchのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「AR-M2」の最新ファームウェアVer.2.2.1を7月3日より提供開始。WAV再生の問題改善と、Bluetooth無効化機能の追加を行なっている。

AR-M2

 アップデートにより、再生アプリの「AR Music Player」において、特定のWAVファイルが再生されない問題を改善。WAV形式の対応拡張子を追加し、WAVE-EXをサポートした。

 また、ワイヤレス機能の無効化機能も追加する。AR-M2は、メディアプロセッサの「MSM8926」が持つBluetooth機能を音質の観点から無効化しているが、ファイルデータを有線ではなく無線で伝送するアプリを使用した場合に、予期せずBluetooth機能が有効化されることに対処するもの。

 AR-M2は、Android OS搭載のポータブルオーディオプレーヤーで、5.6MHzまでのDSDやDXD、FLAC、WAVなどのハイレゾファイルが再生できる(DSD/DXDはPCMへの変換再生)。ファームウェアのアップデートは、パソコンでダウンロード後にUSBケーブルを介して、AR-M2のDownloadフォルダに転送し、AR-M2の[System update]から行なう。

(中林暁)