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背面タッチ液晶/カメラ内動画編集対応「GoPro HERO + LCD」。7月中旬発売

 米GoProは、アクションカメラ「GoPro」の新モデルとして、液晶ディスプレイをカメラの背面に一体化した「HERO + LCD」を発表した。海外での価格は299.99ドル。日本での発売は、7月中旬を予定しており、価格は未定。

液晶ディスプレイをカメラの背面に一体化した「HERO + LCD」

 既発売の「HERO」と同じ、エントリーモデルに位置づけられており、背面にタッチ液晶ディスプレイを一体化しているのが特徴。従来のモデルはオプションとしてディスプレイユニットを購入し、背面に取り付けていたが、「HERO + LCD」では最初から内蔵されており、フレーミングや操作、再生に利用できる。

 1080/60pの動画撮影と、800万画素の静止画撮影が可能。「クイックキャプチャ」設定により、1ボタンつで電源を入れて自動的に録画を開始することもできる。防水ケースは、エントリーモデルのHEROと同じく本体との一体化しており、40mの防水性能を持つ。なお、本体とバッテリはハウジングから取り外せない。撮影中や再生中に、特定の瞬間に印を付けておくことで、後から GoProアプリやGoPro Studioを使って編集/共有する際にその瞬間を見つけやすくする「HiLight(ハイライト)タグ」機能も利用可能。

「HERO + LCD」

 また、カメラ内での動画編集も可能。前述のHiLightタグも活用しながら映像をトリミングし、PCレスで短いクリップを作成できる。

 無線LANとBluetoothにも対応。対応アプリをインストールしたスマートフォン/タブレットから、HERO + LCDを遠隔操作する事も可能。TwitterやFacebook、Instagramへの投稿も可能で、前述のカメラ内動画編集機能を用いて、作成したビデオを投稿する事もできる。Wi-FiとBluetoothで別売リモコン「スマートリモート」とも接続できる。

 記録メディアはmicroSDカードで、64GBまでのカードが利用可能(Class 10またはUHS-I以上)。バッテリの録画時間は約2時間(Wi-Fi/タッチディスプレイオフの状態で 1080/60p撮影時)。また、The Frame、LCD Touch BacPac、バッテリーBacPacの各アクセサリとは互換性がない。

【6月16日更新】日本での発売時期が「7月中旬」と発表されたほか、防水ケースが本体と一体型であることや、タッチ液晶、アクセサリとの互換性などの情報を追記しました

GoPro HERO+ LCD: All-in-one awesome + touch display convenience.

(山崎健太郎)