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microSDに録音できるポケットラジオ。FM補完放送対応

 東芝エルイートレーディングは、ポケットサイズのAM/FMラジオレコーダ「TY-RPR1」を7月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後。カラーはシルバー(S)のみ。

AM/FMラジオレコーダ「TY-RPR1」

 AM/FM放送を聴ける厚さ14mmの小型ラジオで、録音機能を備えているのが特徴。付属のmicroSDカード(8GB)にラジオ番組を保存することが可能で、20件までのタイマー予約録音に対応する。マイクを内蔵しており、ボイスレコーダとして使うこともできる。メモリーカードは最大32GBまでのmicroSD/SDHCに対応する。

 録音形式はステレオの「高音質(リニアPCM形式:48kHz/16bit)」とモノラルの「長時間(ADPCM形式:32~384kbps)」。そのほか、カードに保存したMP3ファイル(32~320kbps)の再生も可能で、17段階の再生スピード調整に対応する。

 ラジオはFM補完放送にも対応する。放送局のオートスキャン機能を備え、本体の4つのボタンに最大4局までの放送局を登録できる。カラー液晶には受信中の放送局(国内)の名前を漢字を含む日本語で表示可能。

 本体に2.8cm径のモノラルスピーカーを搭載し、最大出力は80mW。ステレオミニのイヤフォン端子も備える。FM受信はイヤフォンのケーブルをアンテナにするため、イヤフォン接続が必要となる。指定時刻にブザーを鳴らす目覚まし機能や、アラーム/スリープ機能なども備える。

 電源は単4電池×2を使用。アルカリ乾電池2本使用時の電池持続時間は、イヤフォン使用の場合、AM受信が約65時間(スピーカー使用時約40時間)、FM受信が約50時間(同30時間)、microSDカードの音声再生が約40時間(同30時間)。外形寸法は114×56×14mm(縦×横×厚さ)、重量は約65g(電池除く)。リモコン付きステレオイヤフォンなどが付属する。

(庄司亮一)