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ブライトーン、BTC方式採用のヘッドフォンアンプ「BT-HPA01」

 ブライトーンは、独自のBTC方式を採用した小型の据置型ヘッドフォンアンプ「BT-HPA-01」を発売開始した。価格は20万円。

BT-HPA-01

 同社が取り扱うLUMIN S1/A1/T1の電源ユニットと同等の外形寸法は101.5×197×59mm(幅×奥行×高さ)、重量は1.4kgと小型のヘッドフォンアンプ。

 電流伝送アンプからの音楽信号(バランス出力)をインピーダンスの高いトランスで受けて、ヘッドフォンで最適インピーダンスに変換するという「BTC方式」の採用が特徴。BTC方式では、電流伝送アンプは負荷が少なく理想的な動作をし、トランスも直流成分がかからず、低域から高域までをバランスよく再生できるという。そのため、500mW程度の出力でも、豊かな中低域と清々しい広域を実現するとしている。

奥行きの長い筐体デザイン
背面

 筐体は無垢のアルミから削り出され、フロントパネルも一体化することで高剛性を獲得。振動や共振の影響を排除しているという。入力はアナログ音声×1(RCA)。ヘッドフォン出力は標準ジャックで、最大出力は2.5W×2ch。出力インピーダンスは40Ω。周波数特性は20Hz~20kHz。

ネットワークプレーヤー「BT-NMP-01」などと共通の筐体デザイン

(臼田勤哉)