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AQUOS史上初のキャッシュバックで夏商戦の4K拡大を狙うシャープ
(2015/6/19 09:45)
シャープは、4KテレビのAQUOS XU30/US30/U30シリーズ購入者を対象にしたキャッシュバックキャンペーンを8月15日まで開催する。キャッシュバック金額はUX30/US30シリーズが2万円、U30シリーズが1万円。15年のシャープAQUOSシリーズの歴史で初のキャッシュバック施策となる。
対象機種は8K相当の解像度を持つ4K液晶テレビ「AQUOS 4K NEXT」(LC-80XU30)と、6月30日発売のAQUOS US30シリーズのLC-60US30/US5230、U30シリーズのLC-58U30/55U30/50U30/40U30の7製品。
18日には国内営業についての報道向け説明会を開催。シャープエレクトロニクスマーケティング 専務取締役の居石勘資氏は、AQUOS初のキャッシュバック施策の導入について、「お客様にダイレクトに響く施策。テレビを買い換えたいと思っても、『まだ動いているから、壊れるまでは使い続ける』といった方も多い。そうした方の背中を押して、お店に来ていただきたい」と説明。
4Kの上記3シリーズを中心に据えた今夏商戦向けテレビでは、画面サイズ、高精細、色、明るく見やすい、音質の5つの軸で「リビングテレビ」としての4Kを訴求。サイズを選択した後で、どの点を重視するかを顧客に問いかけながら、5つのポイントからニーズに合ったテレビ選びを訴求。その中で大型かつ高精細な4K AQUOSの販促につなげていくという。
US30/U30シリーズの6月30日発売にあわせ、6月26日からはきゃりーぱみゅぱみゅ出演のテレビCMを展開する他、Webや交通広告、デジタルサイネージなども積極展開。健康家電の吉永小百合、冷蔵庫(メガフリーザ)の水谷千重子(友近)とあわせて、9月まで集中的なプロモーションを展開する。
4月以降に、4K AQUOSとエアコン/メガフリーザー、洗濯機/掃除機の3つの商材を重要カテゴリと位置づけ、営業スタッフや店舗向けの実践セミナーを行なうなど営業スタッフの研修活動を重点化。同カテゴリに集中して実売につなげていくという。
健康家電では、炊飯器や掃除機の実演、プラズマクラスターの訴求などに注力。スペックではなく、実用上の利便性と時短・節約といったわかりやすいポイントを訴えていくという。洗濯機であれば「水道代の節約」、掃除機のFREED2では「コードレスでさっとキレイに」、布団干しクリーナーは「天日干しの手間いらず」などの魅力を訴えていく。
シャープ執行役員 国内営業本部長の宮永良一氏は、国内営業体制は、BtoCとエネルギー、BtoBの3つのビジネスモデルに応じた体制に再強化すると説明。営業スキルアップや女性営業職の戦略的育成に取り組み、国内営業の配属の40%は女性社員に増やすという。
BtoCの中核には液晶テレビを据え、テレビと白物、通信技術を持つシャープの強みをクラウドで融合させていく戦略を紹介。天井設置型イオン発生機やサイクロン布団掃除機、フローズンジュースプレッソ、コードレスサイクロン掃除機などの市場創出型商品も積極的に販売していくとした。