アクトビラ、MPEG-DASH方式のマルチデバイス配信開始。冬にテレビ連動有料販売

アクトビラ動画プレーヤー

　アクトビラは、7月15日よりMPEG-DASH方式を採用したスマートフォン向け動画配信サービスを開始する。サービス開始当初はディスカバリー オンデマンドによる無料動画を中心に、Androidスマートフォン向けに提供。専用プレーヤーアプリとコンテンツDRMに対応したスマートフォン向け配信を実現するという。

　MPEG-DASH(Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)は、視聴する回線状況に応じた適切な画質で配信できるアダプティブ配信を可能にするもの。今回、Android用アプリの「アクトビラ動画プレーヤー」をGoogle Play上で無料で提供し、専用Webサイトにアクセスすることでコンテンツ再生を可能にする。

　DRMはMarlin BBでビットレートは1.5Mbpsと384kbpsの2種類(VBRを想定)。エンコード方式はAVC、配信方式はMPEG-DASH/mp4。動画暗号化方式はCENC(AES 128bit)。

　配信デバイスの拡充も予定しており、今夏にはiOSやPCにも対応予定。2015年の冬にはテレビ向けのアクトビラビデオサービスと連動する形で、動画コンテンツの有料販売を行なう予定としている。