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光城精工、トランス唸りを抑えるオーディオ機器用電源タップ

 光城精工は、オーディオ機器などの利用を想定した電源タップの新製品「Force barH1P」を8月20日に発売する。DCサプレス(直流成分抑制)機能により、オーディオ機器の電源トランスの“唸り音”を低減できるという。価格は39,900円。

Force barH1P

 直流成分検出/減衰機能を備えた、出力1口の電源タップ。筐体に「DC Sensor」ランプを備え、明るさの変化で直流成分のレベルを確認できる。同社では「無音状態時に気になるトランスの唸り音が抑えられることで、快適な音楽ライフを過ごせる」としている。

 連結用コンセントを備え、Force bar3.1/6.1など、IEC60320規格C13に準じた3Pインレットのある電源タップと接続可能。他の電源タップの前段に設置することでForce barH1Pを経由した電源供給が行なえる。また、ノイズフィルタ/サージアブソーバ内蔵のForce barS1Pと接続することで、さらなる音質改善も見込めるという。

 他のForce barシリーズと同様、電源の入力から出力まで、全ての配線ラインを外装ケースからフローティングさせた「M.I.S.メカニカルアイソレーションシステム」構造を採用。コンセントは外装ケースよりもわずかに持ち上げて固定し、外装と電源プラグの間に1mm以下の隙間を作ることで、不要振動の伝達を防いでいる。出力容量は1,000VA。外形寸法は56×384×68mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg。

(庄司亮一)