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ガラス繊維ユニット付属雑誌「DigiFi 19号」8月31日発売。20号にはハイレゾツイータ

 ステレオサウンドは、グラスファイバー振動板を採用したフルレンジスピーカーユニット(ペア)が付録として同梱されるPCオーディオ専門誌「DigiFi(デジファイ)」第19号を8月31日に発売する。価格は3,500円。

「DigiFi」第19号に付属する、グラスファイバー振動板を採用したフルレンジスピーカーユニット
「DigiFi」第19号

 このユニットの再生周波数特性は110Hz~20kHzだが、11月末に発売される「DigiFi」第20号には40kHzまで再生できるスーパーツイータが付属。2つの付録ユニットを組み合わせる事で、ハイレゾ対応2ウェイスピーカーを自作できる。

 19号に付属するフルレンジユニットは、口径8cm。高価なグラスファイバー(ガラス繊維)を振動板とセンターキャップに使っており、「ワイドレンジ特性と豊かな音楽的表現力を両立させた」という。エッジはゴム製で、経年変化を抑制している。

 ユニットの付録実現にあたり、東和電子のオラソニック事業部 ソフトハード設計部の柳下貴博氏が協力、「コーンが紙のものも含めて10モデル以上比較検討しましたが、グラスファイバーのものは、もうパっと音を出した時のファースト・インプレッションから違いました。音の輪郭がしっかりしていて、かつ優しい。何よりゆったりと聴ける。エージングが進むとさらによくなるんです」とコメントしている。

フルレンジユニットの背面。オラソニックが協力している

 インピーダンスは8Ωで、最低共振周波数は110Hz。出力音圧レベルは82dB。最大入力は12W。端子はファストン205(+)、105(-)。サイズは83×83×44mm(幅×奥行き×高さ)で、ガスケット2、取付ネジ8本も付属する。

 11月末発売の第20号には、このフルレンジユニットとマッチする40kHzまで再生可能なハイレゾ対応スーパーツイータが付録。2ウェイスピーカーを作れるほか、ツイータユニットを保持するサブフレームのフランジが同梱しており、コンパクトなスタンドなどに固定すれば、既にユーザーが持っているスピーカーに追加するスーパーツイータとして利用できる。

 さらにDigiFi編集部では、これらのユニットが利用できる専用設計のエンクロージャキットも用意。直販サイトのステレオサウンドストアで販売する。

 手軽に組み立てられる外観仕上げ済みのバスレフタイプ(ペア/税込み8,640円)、往年の名機を彷彿させるフロントロードホーンタイプ(ペア/税込み16,200円)、デスクトップでのハイレゾ再生にピッタリというアルミエンクロージャー2種(ペア/税込み39,500円~51,429円)などを用意する。

外観仕上げ済みのバスレフタイプ
フロントロードホーンタイプ
アルミエンクロージャータイプも
2ウェイ向けモデルも用意される

 なお、19号と20号の付録ユニット用エンクロージャを一堂に会した、特別内見会「ハイレゾ カフェ」も9月4日に開催する。場所は渋谷区恵比寿の「GOSARO EBISU」。詳細は専用ページを参照のこと。

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DigiFi
No.19
8cmグラスファイバー
振動板フルレンジ
スピーカーユニット
特別付録

(山崎健太郎)