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Microsoftの音楽配信「Zune」、11月15日に終了。Grooveへ統合

 Microsoftは、海外で展開している音楽配信サービスの「Zune」を11月15日に終了。同社の定額配信「Groove」に統合される。

'06年に発表された「Zune」のロゴ

 Zuneは、'06年に“iPod対抗”として米国で発売されたポータブルオーディオプレーヤーの「Zune」に合わせて開始した音楽サービス。Wi-Fiを内蔵したプレーヤーを使って、PCレスで楽曲を購入/ダウンロードでき、他のユーザーのプレイリストも試聴できるなど「新しい音楽との出会い」を掲げて海外で展開された。

 Zuneが統合される「Groove」は、'13年より日本でも始まった「Xbox Music」が、Windows 10の提供開始に合わせて'15年7月に名称変更したもの。米国では月額9.99ドル/年額99ドルで、Windows Storeから楽曲をストリーミング/ダウンロードできる。日本ではダウンロード購入のみ可能。

 現在の定額サービス「Zune Music Pass」利用者は、Grooveの定額サービスである「Groove Music Pass」へ移行される。移行するプランなどの詳細は、MicrosoftのZuneサポートページに掲載されている。

'06年に米国で登場したポータブルプレーヤーの「Zune」
'10年には、Zuneから楽曲購入できるスマホ「KIN」も米国で発売された
Groove(写真は海外向け)

(中林暁)