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ラックスマンがDSD 5.6MHz対応の新USB DAC+ヘッドフォン/プリアンプ「DA-250」発表

 日本インターナショナルオーディオ協議会(IASJ)が主催する、オーディオ機器の展示/試聴イベント「2015東京インターナショナルオーディオショウ」が9月25日から27日まで、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。入場は無料。

ラックスマンのヘッドフォンアンプ/USB DAC/プリの新モデル「DA-250」

 国内外のオーディオ機器を展示するイベント。各メーカーが防音処理を施した個室を用意し、普段気軽に試聴できないハイエンド機器からミドルクラスのモデルまで、様々な機器を一度に体験できるのが特徴。ここではラックスマンブースをレポートする。

ヘッドフォンアンプ/USB DAC/プリの新モデル「DA-250」

 このイベントで初披露され、注目を集めているのはヘッドフォンアンプ/USB DAC/プリアンプ機能をまとめた「DA-250」だ。型番からわかるように、2010年にラックスマンがPCオーディオに参入した際に発売した「DA-200」に続くモデルとなる。11月頃の発売で、価格は17万円を予定している。

 DA-200のコンセプトを継承しつつ、最新のハイレゾファイルに対応。PCMは192kHz/32bit、DSDは5.6MHzまでサポートしている(DA-200は96kHz/24bitまで)。

 DAC部だけでなく、ヘッドフォンアンプ回路も強化。ディスクリート・ドライバーを搭載し、駆動力を大幅に向上させている。さらに、フルバランス構成のプリアンプ回路も搭載し、それを経由したバリアブル・ライン出力も装備(出力ボリュームの可変/固定が選択可能)。プリアンプとして使うこともできる。

 ヘッドフォンとライン出力には、それぞれ個別に全6回路の電子制御アッテネーター「LECUA」を装備。さらに、カード型リモコンも付属している。

 入出力端子は、前面に標準のヘッドフォン出力を装備。背面にRCAのアナログ入力×1、同軸でj値ある入力×1、光デジタル入力×2を装備。出力は、アナログRCA×1、同軸デジタル×1、光デジタル×1。USB端子は1系統。

TA-300B

 もう1つの注目モデルは、直熱三極管「TA-300B」を搭載したステレオパワーアンプ「MQ-300」。10月下旬発売で、価格は160万円。

直熱三極管「TA-300B」を搭載したステレオパワーアンプ「MQ-300」

 1984年に発売された真空管モノラルパワーアンプ「MB-300」(当時ペア110万円)の外観デザインや基本的な回路構成をモチーフにしながら、現代の最新パーツを投入。設計も新たに行なったモデル。出力管には、高槻電器工業製のTA-300Bを使っている。

3層ループレス・シャーシ構造を採用した4口電源ボックス「ES-35」

 回路は、6SN7GTBのパラレル接続2段による電圧増幅ブロックと、ラックスマン・オリジナルのオイルコンデンサで結合された300Bシングルのパワーブロックを採用。全体を無帰還とすることで、「数値上の大出力やハイファイ性能よりも300Bの特質を生かした、ナチュラルで音楽性にあふれる音調を実現した」という。そのサウンドを体験しようと、多く来場者が訪れていた。

試聴イベントの模様

(山崎健太郎)