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フォステクス、小音量時の使い勝手が向上した小型サブウーファ。PM0.3との組み合わせも

 フォステクスカンパニーは、アクティブ・サブウーファ「PM-SUBmini2」を10月上旬に発売する。価格は15,000円。

アクティブ・サブウーファ「PM-SUBmini2」

 同社小型スピーカーのPM0.3/PM30G/PA-3/PM0.1などと組み合わせる事で、コンパクトなシステムを構築可能。従来モデル「PM-SUBmini」からの強化点として、オートスタンバイ機能のON/OFFが可能になり、小音量再生時、再生機側の出力レベルを絞りすぎてしまうと、意図しないタイミングでスタンバイ状態に切り替わってしまうのが防げるようになった。

PM0.3と組み合わせたところ

 13cm径のウーファユニットを搭載。振動板には、網目を大きくした重量のある高剛性グラスファイバー素材を使い、コンパクトながらしっかりした重低音の大出力再生ができるという。センターキャップにも高剛性グラスファイバー素材を採用している。

 エンクロージャーは密閉型。正面バッフルには隅木構造を採用し、「スピーカー部をしっかり支えることでリアルな低域を再現できる」という。

 ボイスコイルは通常の2層巻きより重量のある4層巻きを採用。中高域の音圧をコントロールすることで、低域再生を最適化した。

背面端子部

 クロスオーバー周波数は60~150Hzで調整可能。調整用のFREQUENCYつまみや、位相を反転させるフェイズスイッチも装備している。

 アンプは出力50Wのデジタルアンプ。電源は本体に内蔵し、ACアダプタは不要。再生周波数帯域は40Hz~150Hz。入力はRCAピンジャック×2。消費電力は15W、スタンバイ時は0.5W以下。外形寸法は200×233×185mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.6kg。

(山崎健太郎)