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「J:COMオンデマンド」は通信料カウント無し。J:COMがMVNOサービス参入

 ジュピターテレコム(J:COM)は、MVNO(仮想移動体通信事業者)事業に参入し、新サービス「J:COM MOBILE(ジェイコムモバイル)」を10月29日より展開する。auの4G LTE網を利用したMVNOサービスで、高速データ通信やau VoLTE対応に加え、映像配信サービス「J:COMオンデマンドアプリ」利用時にデータ通信量をカウントしないなど、J:COMの他サービス連携も特徴としている。

 端末は、LG Electronics製のLTE対応/Android搭載フィーチャーフォン「LG Wine Smart」を用意。「J:COM MOBILE スマホセット[3GB]」は、2年の長期契約で月額2,980円(標準契約は月額3,680円)。長期契約時でJ:COM TVもしくはJ:COM NET(40M以上)に加入すると、端末代金が実質無料となる。

 LG Wine Smartは、タッチパネルとテンキーの両方が利用可能で、Google Playによるアプリインストールにも対応。映像配信サービス「J:COMオンデマンド」アプリもプリインストールされている。

 J:COMモバイルならではの特徴は、J:COMオンデマンド視聴中は、3GB/月のデータ通信の対象とならないこと。国内外のドラマやアニメ約38,000本を楽しめるほか、ゴルフやプロ野球などのライブ中継も視聴できる。

 なお、データ通信量カウント無しは、プリインストールのJ:COMオンデマンドアプリ利用時のみ。同じコンテンツでも他のアプリを利用して視聴した場合は、データ通信量がカウントされる。また、前日までの直近3日間で通信料が合計3GB以上の場合は、通信速度制限を翌日から行なうとしている。

 また、J:COMオンデマンドのライブ配信は、J:COM TVスタンダード/スタンダードプラス加入者のみが対象となる。

 CATVサービス「J:COM TV」とセットで提供しているタブレットサービス「J:COM TV with タブレット」についても10月29日よりLTE対応新端末を発売する。端末はLG製の「LG G Pad 8.0 L Edition」で、J:COM TV/J:COM NETのオプションサービス「TV Everywhere(月額980円)」利用者が対象となる。

(臼田勤哉)