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Appleの2015年度決算は過去最高に。iPhone好調

 米Appleは27日(現地時間)、2015年度第4四半期(2015年7~9月26日)の業績を発表した。売上高は515億ドル(前年同期421億ドル)、純利益は111億ドル(同85億ドル)。売上総利益率は、前年同期の39.9%(前年同期は38%)。米国市場以外の売上比率は62%。

 売上に貢献したのは、過去最高となったiPhone販売台数のほか、Apple Watchの拡充。さらに、Macとサービスの売上も過去最高を記録し、成長につながったという。Appleのティム・クックCEOは「2015年度は売上高が28%増大し2,340億ドルとなるなど過去最高の成功を収めた。地球上で最高の革新な製品を作ることへの私たちの取り組みの成果だ。iPhone 6s/6s Plus、Apple Watch、iPad Pro、新Apple TVなど、最高のラインナップで年末商戦の準備をすすめる」としている。

 iPhoneの販売台数は4,805万台(前年同期は3,927万台)と好調。iPadは988万台(同1,232万台)で昨年を20%下回っている。Macの販売台数は571万台(同552万台)。売上高はiPhoneが322億ドル(前年同期は237億ドル)、iPadが43億ドル(同53億ドル)、Macが69億ドル(同66億ドル)。

 Apple WatchやiPod、Apple TVは「その他」扱いで台数や個別の売上は非公開。その他全体の売上高は前年比61%増の約30億ドル。Apple PayやApp Store等インターネットサービスの売上は51億ドル(前年比10%増)

(臼田勤哉)