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ラトック、スマホで家電操作可能なWi-Fi学習リモコン

家外モードで外出先からの操作も

 ラトックシステムは、スマートフォンでAV機器や家電製品の操作を可能にするWi-Fi学習リモコンユニット「REX-WFIREX1」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,800円(税込)。

REX-WFIREX1

 専用アプリをインストールしたスマートフォンからWi-Fi(無線LAN)経由でリモコン信号を受信し、赤外線に変換して送信するリモコンユニット。テレビやAV機器、家電の赤外線リモコン信号をアプリに登録することで、様々な機器をスマホ1台で操作できる。

 主要メーカー/モデルのテレビやレコーダをプリセット登録済みで、アプリでメーカーを選ぶだけで、すぐに利用できる。プリセットにない機種は、手動でリモコン信号を登録できる。また、一つのボタンに複数の操作を登録し、テレビの電源ONとプレーヤー電源ON、サラウンドシステムの電源ONなどを連続して行なえる「マクロ機能」も備えている。

 タイマー機能も装備し、指定時刻にリモコン信号を送信し、機器を作動させることも可能。複数の家電のグループ登録による設定時刻での起動や、日時/曜日指定など、最大28件のタイマー登録が行なえる。

 赤外線の有効範囲は、水平最大360度、垂直最大180度。有効距離は10m。壁掛け用のフック穴も備えている。本体には、温度、湿度、照度センサーを備えており、アプリで部屋の状況を確認して、帰宅前に部屋を暖めるといった利用も可能。

 アプリの対応端末は、iOS 8.4以降搭載のiPhoneやiPad、Android 4.4以降のスマートフォン/タブレット。

アプリの操作画面

 無線LANはIEEE 802.11 b/g/nに準拠。WPS対応により、無線LANルータの設定が簡単に行なえるという。

 家の中での利用のほか、家の外からスマートフォンを使って、家庭内の機器を操作できる「家外モード」も用意。機器操作のほか、温度や湿度の確認が行なえる。なお、家外モードでは、タイマー設定や、機器登録、マクロ操作は行えない。

 電源はACアダプタ。外形寸法は104×42mm(直径×高さ)。重量は約110g。

(臼田勤哉)