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NHKオンデマンド、4K撮影番組3本を試験的にフルHDで高画質配信。7周年特別企画
(2015/12/1 20:29)
NHKオンデマンドは1日、2008年12月のサービス開始から7周年を迎えた事を受け、7日間の特別企画をスタート。通常はDVDと同程度の画質で配信を行なっているが、4Kで撮影した3本の作品を、最高1,920×1,080ドットのフルHDで試験的に配信している。さらに、日替わりで7本の番組を無料配信する。
3本の作品をフルHDで配信
通常のNHKオンデマンドはDVD相当の画質だが、7日間の特別企画として最高フルHDでの配信を行なう。対象となる番組は4Kカメラで撮影した「NHKスペシャル アジア巨大遺跡 第2集 黄金の仏塔 祈りの都~ミャンマー バガン遺跡~」、「ザ・プレミアム 月の魔法が命をよぶ グレートバリアリーフ大産卵」、「放送90年ドラマ 紅白が生まれた日」の3本。
配信は最高1,920×1,080ドットで、1,280×720ドットも選択可能。通常は画質ボタンに「高・中・低」と表示されるが、3番組では「HD・高・中・低」となり、HDがフルHD、高が1,280×720ドットとなる。中・低の画質は、通常の配信における高・中にそれぞれ相当する。
なお、HDでの視聴が可能なのはPCのみで、スマートフォンやタブレットからは視聴できない。NHKオンデマンドでは今回の試みについて、「将来の高画質配信に向けたお試し配信」と説明している。
日替わりで7本の番組を無料配信
NHKオンデマンドのランキングで人気のある7本の番組を、7周年にちなんで日替わりで無料配信する。さらに「映像の世紀」「大地の子」も、それぞれ日替わりで無料配信する。
12月1日の無料配信は「あまちゃん特別編 157回 おら、紅白出るど」。その他のスケジュールは、7周年の記念ページを参照のこと。
この他にも、各年の年間ランキングや、7年間の通算ランキングも発表。人気の番組がチェックできるようになっている。