FiiO、ウォークマンのWMポートからラインアウト出力するケーブル。102SSC導体採用

　オヤイデ電気は、FiiOの新製品として、ウォークマンのWMポートからステレオミニのラインアウトを出力できる変換ケーブル「L25」を12月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は3,650円前後。

WMポートからステレオミニのラインアウトを出力できる変換ケーブル「L25」

　同様の製品として販売していた「L5」の後継モデル。PCOCC-A導体の生産完了により販売終了となっていたが、オヤイデ電気の精密導体「102SSC」を採用した「L25」として新たに発売される。使われているケーブルの名称は「HPC-26QUAD」。

　ウォークマンのWMポートからステレオミニのライン出力を得て、ポータブルヘッドフォンアンプなどに入力する際に利用できる。また、Dock内に抵抗を実装することで、音量固定出力ではなくプレイヤー側の操作で音量を調整できるボリューム可変仕様となっている。

使用イメージ

　ケーブルは、ノイズキャンセルに優れた4芯スターカッド構造、静電誘導ノイズの吸収性に優れたシルク介在、ノイズシールド性能を備えた編組率97%の銀メッキシールド層で構成。「機能面のみならず音質面でもL5から飛躍的な進化を遂げている」という。長さは8cm、ケーブル外径は4.0mm±0.2mm。特性インピーダンスは33Ω。最小曲げ半径は3cm。

　対応機種は、ウォークマンのNW-ZX2/ZX1/ZX100、NW-A20/A10/S10/S780/F880シリーズなど。